2014年4月13日

ソチでも使われたウェアラブルカメラ

桜も散った卯月の中旬、今更ですが冬季ソチ・オリンピックで気づいたことを書いてみよう(汗)
公式映像で競技者目線の迫力ある映像が流れてた。使われていたのは「アクションカメラ」や「ウェアラブルカメラ」と呼ばれる新しいジャンルのカメラ。


めずらしくパナソニック製ウェアラブルカメラも使われてた。パナソニックと言えばIOCと契約する日本で唯一、「五輪マークと公式呼称のワールドワイド使用権が与えられたTOPパートナー」ちなみに現在のTOPパートナーはAtos、オメガ、コカ・コーラ、サムスン電子、GE、ダウ・ケミカル、パナソニック、P&G、VISA、マクドナルドの10社で協賛金は100億円とも言われています。

Panasonic製ウェアラブルカメラHX-A100を身につけスノーボードクロスで優勝したエバ・サムコバ選手の動画があったと記憶してるのですが見つからない(>_<)




ウェアラブルカメラのキーワードは超小型、耐衝撃、防水!。それって日本のお家芸ぢゃね。って思うけど世界シェア断トツトップを走るはアメリカのベンチャー企業Woodman Labs社が開発したGoProシリーズ。カメラ機能のカナメとなる撮像素子はもちろんソニー製CMOSなんだけどね。ワールドワイドで200万台程度と小さなマーケットですが、「GoPro」はアクションカメラの代名詞と言って差し支えない。マーケットは小さいけど使ってる人がエバンジェリストとなってGoProの輪を広げていく。昔からあるマーケティング手法だけど尖った商品に程よくマッチしてる。



国内の放送局でも芸人たちのハデなアクションシーンや恐怖体験などで使われてる。ヘルメットの上やヘルメットから伸びたブームにちっちゃなカメラがセットされているのを目にしたことでしょう。知る限りすべてがGoProでした!。


スマホの普及とともにコンパクトデジカメのマーケットは怖いくらいのスピードでシュリンクしてる。その縮小規模は年率20%を優に超える恐ろしい勢い。3年このスピードでシュリンクし続けたらマーケットが半分になっちゃう!

そりゃそうだよね。サイフは忘れてもスマホは忘れちゃイケないアイテム、普段撮りやSNS投稿用なら専用アプリがそろい通信環境まで整ったスマホのほうが手間なく簡単!。そんな時代だから上からデジイチ、下からスマホに攻められコンデジの立ち位置が急速に狭まってる。

そうかと思えばチェキ(富士フィルム製インスタントカメラ)も売れてる!。それも銀塩やアナログカメラを知らない若い女性が買い求めているらしい。100万台以上売れると言うからチョッと信じられない!。これをカメラと考えちゃイケない…。「カワイイ」と言う言葉の延長にあるんだと思う。

ウォークマンやプレイステーションなど、遊びや趣味の世界でいつも新しいマーケットを創り出してきたソニーが完全に出遅れ!、それって今のソニー低迷を象徴するようです。

初代ウォークマン(TPS-L2)、実用的かどうかは別にしてカップルで同じ楽曲を聴けるよう二つのイヤフォンジャックを装備してた。そのうえ「HOT LINE」と言うオレンジ色のボタンを押せばヘッドホン経由、二人で会話もできた。そんな遊びココロがソニーの真骨頂なんだとおもう。

そのウォークマン、マーケティングもすんごく斬新だった。概略を書こうとググってたらそのものズバリのページがありました。興味のある方はこちらからどうぞ。

ソニーもGoogleのように芽が出た、または出そうなWebサービスをM&Aするくらいドラスティックに変身できればおもしろいのにね。かのYouTubeだって2006年にGoogleが買収したんだよ。それこそLINEをM&Aしたらなんて考えただけでもワクワクしませんか?。日本の製造業って自前主義が抜けない。そしてその自尊心がそれを許さないんだろうね。

そうそう、日本の「Hulu」サービスを日本テレビが買収したぢゃない、ブロードキャストなら圧倒的コンテンツ制作力と配信力を持つTVも、ことネットの世界では単なるコンテンツホルダーに成り下がってる。ネットで抜きんでた配信力とブランドを手に入れた日本テレビさん、日本の「Hulu」をどう舵取りしていくのか楽しみですね。

そう言えば、docomoの「dビデオ」が4月1日からキャリアフリーになり、ある意味Huluと同じ立ち位置になった。両ブランドを導く企業が放送業界とキャリアって言うのが面白い。そして今度はYahooがキャリアに参入する。ADSLで仕掛けた孫さん、高止まりしてる携帯のデータ通信料に手をつけられるか楽しみだなぁ。

あれぇ、いつもどおりハナシが違ってきた(汗)
ウェアラブルカメラ購入検討時、ソニー製アクションカムもリリースされてたけど検討対象にすらしなかった。なぜなら、ウエアラブルカメラは単体の優劣よりペリフェラル環境の充実が重要なアイテムだから。それはパソコン勃興期、NECの98シリーズがペリフェラル機器をサードパーティに開放し周辺機器という大きなマーケットに育っていったのを見るようです。


パスポートサイズで一世を風靡し動画という文化を世界の人々に提案したハンディカム。ソニーに思い入れある世代ならソチ・オリンピックもソニー製アクションカムで撮ったスリリングな映像見たかったよね。