2014年5月23日

雪の回廊残る絶景ワインディング

連休中、C63AMGで雪残る高地ワインディングを巡ってきた。

C63

今年のゴールデンウイーク、曜日の並びが悪く前半と後半が完全に分離、渋滞確率低そうな前半をねらい雪残るロング・アンド・ワインディングロードを堪能してきた(^^)

ゴールデンウイーク近づくと冬季閉鎖のワインディングが続々閉鎖解除になる。今回の絶景メイン・ワインディング、志賀草津道路もそのひとつ。K59を繋ぎ朝早い時間とは信じられない交通量のR292に合流し草津の街に入った。さすがGW、ホテル前の駐車場、宿泊客のクルマがたくさん泊まってる。

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ここから距離にして約20km標高差1,000mの絶景ワインディングが続きます。この季節に同道走るのは久しぶり、初めて通ったころはナビゲーターだったなぁ(汗)。昭和40年の開通当初は有料道路。日本とは思えぬ高地の景観に感動したのを思い出す。

当時のクルマと言えば、アクセル、ブレーキ、クラッチ、ギアシフト、ステアリング、すべて機械的に繋がり電子デバイスが介在しない時代。空燃比を補正するデバイスなんてチョークぐらい(汗)。高地へ行くとアイドルしないし踏んでも吹けない。エンジン停めようもんなら再始動するにも覚悟が必要だった(笑)。当時、喘ぎながら目指した渋峠、今ぢゃ軽でも普通にガンガン登れる。良い時代になりましたねぇ。

前も後ろも観光で訪れたクルマたち、その一団にまぎれ観光客を装い絶景を愉しみながらのヒルクライム。バイクが後ろに着くとウインカー出し左に寄って先に行かせるけど、観光軍団はそのアクション知らない。バイクたちイライラしながら無理に先に行こうとするぢゃない、だからアブないんだよね。自然が創り出した一大パノラマを楽しむだけぢゃなくバイク乗りの心理も考えてあげりゃ良いのにねぇ。それとサイクリストの多いこと!。標高2,000mの峠越えにチャレンジするなんてストイックすぎるでしょ…。ハイシーズンほど多くなかったけどママチャリしか知らない熟年男子には理解できない世界ですね。

スキーシーズンにはゲレンデになってるところを走り白根火山ロープウエイ山麓駅で一団を離脱。リフト前でフォトしながら小休止。

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リスタート、なかなか切れない車列にやっと溶け込み絶景傍観者に復帰(笑)。湯釜最寄りの白根山駐車場、すでに半分くらい埋まってる。山田峠付近に差し掛かると路肩の雪が増え始め雪の回廊らしくなってきた♪。


雪がなければ停められる駐車帯も除雪されておらず停められるところは限られてる。停めてフォトしたいけど残念だなぁ、それぢゃぁ瞼の裏に焼き付けておこう(^^)。雪の回廊となった渋峠を過ぎ国道最高地点駐車帯に滑り込みセーフ!。しか〜し、霞で遠望効かないぢゃないか(>_<)。のぞき込む芳ケ原、ヒュッテはまだ雪に埋もれてる感じでした。標高2,000m越えてるからもっと寒いと思ったら8℃と思いのほか暖かい。遠望効かないワケだね。

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さて、どうしよう?。ここへ来ることは決めてたけど鉄砲玉と一緒(笑)、次ぎに行くところを決めてない。地図を広げ思案…。万座道路(K466)は通れないだろうし万座ハイウエイは眺望効かない。野沢に抜けるK471も通れないだろうし引き返すのも芸がない。そんな案配でとりあえず湯田中まで抜けることに。

本線に復帰、ほどなく横手山スキー場。春スキーに来た人たちがたのしそうに滑る準備してる。そうなんだよねぇ、ハイシーズンは本気で滑るけど春の麗らかな陽射しの許だと、なぜか本気で滑れない。彼らを横目でやり過ごし、名物「のぞき」で寄り道。ここからスキー銀座(古!)、少しだけクルマの減ったくだりを往くけど、自分のペースで走れないのはイマイチだねぇ(>_<)。

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そうだ!、思い出した。山田峠を過ぎた付近、対向車線をトヨタスポーツ800がくだってきた!。街中でもエスハチ以上に見掛けない通称ヨタハチ、まさかこんな山岳ワインディングで逢えるなんて思わなかった。


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くだるにつれ路肩の雪が減り樹々の根元は根開けになってる。高地も遅い春を迎えつつあるのがわかるね。前を走るシルフィ、ず〜とフットブレーキだけでくだってる。シルフィと言えばブルーバードを引き継いだ日産の高齢者御用達クルマ(!)、長いくだりだったらエンブレ使うこと知ってる世代のハズなのになぁ…。

改修されすっかり走りやすくなった最後のくだり、やっと自分のペースで走れるようなり霞の中から戸隠が見えはじめた。その代わりぢゃないけど対向車線は絶景目的の観光客がどんどん登ってくる。

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渋温泉の看板で突然思い出した!
「そうだ、湯婆婆の棲む油屋に寄ってみよう!」と書いたけど、モデルになった旅館の名前が思い出せない(>_<)。行けば看板あるだろうと決め打ちして横湯川沿いの温泉地を目を皿にして徘徊したがわからない…。やっぱり頼るべきは電子デバイス、iPad miniを広げ湯婆婆で検索…。そうだよ金具屋だよ(^^)。ナビに電話番号入力し案内開始。AppleのCarPlayが載ってればSiriで検索、案内開始で済むのになぁ(>_<)。

えっ、スグ先を右折!、ウソだろ。こんな狭い道入るの?。
案の定、軽でもキツそうな温泉街の裏路地。曲がって15m先はもっと狭い!。行くも地獄戻るも地獄。やむなく旅館の駐車場を無断でお借りし方向転換。今度は駐車場出るのに難儀したぁ(>_<)。
なんだよこのナビ、クルマの大きさと道路の幅を考慮しないんかい(>_<)

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気を取り直し温泉街の入口から再アプローチ。クルマ一台やっとの狭く曲がった温泉街を往くとありましたよ!。しか〜し、後ろから軽がついてきてる。チョッと停まり「すいませ〜ん!」と挨拶し素早くフォトして川沿いまで戻った。いやぁ、めっちゃ道狭いけど風情ある温泉街ですねぇ。外国人が多かったのは地獄谷の野猿公苑が近いからなのか?。情緒ある温泉街、いつか泊まってみたい気分になりました。

今回の紀行、プロローグはいつもに増して磨きをかけた早起きから始まった。寅の刻に首都高ゲートくぐったけど、この時間とは思えないクルマの量、流れが思いのほか速かったのが救い。外環を経由し順調に関越に繋いだ。クルマが多いのは同じだけど、ほどなくペースメーカーが見つかった。それは4トンの空荷と思われるパネルバン。ペースはバッチリだけど中央分離帯添いギリギリ走るので細かい砂利やゴミを巻き上げるのが難点。飛び石食らわないよう深い車間で追走。結局、藤岡JCTで上信越道に繋ぐまでコンボイしてた(笑)

上信越道に繋ぐとクルマも少なくなり快適至極。周囲を見渡せば芽吹き始めたケヤキや桜にモクレンまで咲いて春の競演状態ぢゃないか(^^)。トンネル区間抜けると視界が開け佐久平、上信越道はここから浅間山の山麓側に廻り込む。さぁ、トランスポート区間も次の小諸ICで終わりです。

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小諸ICのゲートをくぐり浅間サンライン(K80)で御代田方面に少し戻り、これからお楽しみのワインディング第一弾、チェリーパークラインで高峰高原を目指します。

距離にして約15km標高差約1,100m。その昔、同道が有料道路だったころ、ラリーのスペシャルステージにも使われたタフで豪快なワインディング。高速巡行モードからレベル5の臨戦モードに変更しギャラリーのいないスペシャルステージをV8の咆哮を轟かせ一気に駆け上がる(笑)。麓は爛漫の春だったけどしだいに冬枯れの林間ワインディングへと変貌し路肩には残雪が現れ始めた。


C63

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タフなヒルクライムの中盤、真新しいブラックマークが現れ呼応するようにタコメータの針が盤面右側を泳ぎ始める。大排気量自然吸気ゆえタコメーターの針に比例しリニアにトルクとパワーが沸き上がる。それを阻むのはESPのみ(笑)。ESPをワンプッシュしたESPスポーツモードでも許容してくれるスライド量はそんなに大きくない。アペックス過ぎ気持ち良くお尻を振り出すとESPに嗜められ踏めどまったく反応してくれない(>_<)。それでも滑り出しの感触が五感に伝わりワインディングハイに浸ってられる。さらに高度を増すと周囲は冬枯れのカラマツに変わりダケカンバも姿を現し高地特有の景色となる。ありゃ、目に青葉の季節から逆戻りぢゃないか(笑)


ワインディングハイのままピークに至る。春霞で遠望効かず楽しみにしてた八ヶ岳が見えないじゃないか(>_<)。その上、油温も130℃を超え五月蝿い冷却ファンがブンブン廻り氷点下に近い朝の静けさ台無し!。

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ASAMA2000スキー場駐車場にクルマを停め、昂ったココロとカラダを熱い珈琲でクールダウン。「さぁて、鹿沢までくだろう!」ゆっくりくだり始めるといきなり残雪が道路を塞いでるぢゃないか!。看板見ると5月20日まで冬季閉鎖。

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んもう〜(>_<)

どおりで対向車が来ないワケだ!。やむなくUターン、来た道を戻ることに…。
くだり始めは季節の戻った冬枯れを愉しんだけど、しだいにペースアップ(汗)。直線区間になると速度が乗ってしまいブレーキ踏む足裏に僅かながらABSの感覚が伝わってきた。ブレーキを残してタフなコーナーにアプローチするとブレーキングドリフト(>_<)。パワードリフトと違って滑り出しがわかりにくいぢゃないか(>_<)。そんなワケでゆっくりくだるつもりだったのにハイスピードダウンヒルになってしまった…。

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さぁ、続いて予想外のワインディング第二弾!、こんどはK94で地蔵峠を越え湯ノ丸高原を目指します(^^)。チェリーパークラインに較べるとストレートや緩いハイスピードターンが多いけど楽しいワインディングに変わりない。ブツブツひとり事言いながら楽しむうち湯ノ丸スキー場に到着。またしても油温下がるまでひとやすみ。ワインディングハイに浸りながらの珈琲ブレークってヤメられないねぇ(^^)。

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リスタート、くだり始めると対向車線が茶色に変わり始め砂利が浮いてきた。「えっ、グラベルかい?」それは、改修工事によるグラベルだった。工事区間を過ぎると緩いくだり。春浅い林間ワインディングを楽しみ鹿沢温泉を抜けた。つまごいパノラマライン(今回走るのは約23km)との交叉をミスらないようスピードダウン。無事同ラインに入路。

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ワインディングローダーには有名な同道だけど熟年男子にはバージンロード。日本離れした絶景ロードと言う噂に違わずフラット路面の快速ロード。だけど…、まだ春浅い嬬恋、朝早くから大型トラクタが広々した高原野菜畑を耕耘し植え付け準備の真っただ中。ほんの一部植え付け終わってる畑もあったけど、ただただ茶色の畑が果てしなく続く丘陵地の趣だった。丘陵地の向こうには雪を頂いた雄大な浅間山が見えるんだけど、春霞と逆光でイメージしてた光景には程遠かったなぁ。途中に展望台もあったけど何処も残念な景色でフォトできない(無念)。後半は一転、高速林間ワインディングに変わり万座ハイウエーをアンダーパスし走り放題を楽しみ終点のK59にぶち当たった。

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渋温泉、金具屋に寄り道したあと湯田中のバイパスに復帰。ウインド全開で気持ちよく走ってると対向車線の広い駐車帯に白と黒に塗り分けた車両とワンボックスが留りトラップ仕掛けてた。場所は道の駅、北信州やまのうちを過ぎた桜並木続く直線区間。信州中野方面からくれば市街地を抜け思わずアクセル踏む右足にチカラ入りそうなところ。脇道もないし誰だって踏みたくなるよね!。好天に恵まれたGW、なにも知らない観光県外ナンバーを手打ちに掛けるなんて卑しいぢゃないか(>_<)

う〜ん、このまま信州中野ICから上信越道の人になるんぢゃ物足りない…。そこで大笹街道、R406で菅平方面に向かうことに。交通量多い中野の市街地を抜けると一面に広がるリンゴ畑がお出迎え。まだ花が咲くには早いけど、一部でピンクの花を見ることもできた。

帰って地図見て気がついたんだけど、信州中野から須坂にかけ、「北信濃くだもの街道」と呼ばれる広域農道があったんだね。次回の参考のため備忘録として残しておこう!

C63

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大笹街道は善光寺と群馬県を繋ぎ関東に至る北国街道や中山道の重要な脇街道。小布施と須坂の街、通りすがりだけど散り際の桜に趣のある街並がココロに刺さりました。そしてキテる街なのか若い観光客や外国人も多く見掛けた。それにしても暑いよ、外気温計見れば夏日ぢゃないか!

菅平ダム近くでRWC2019と言うオブジェのようなモノ発見!。WRCならわかるけど…。その格好からラグビー関連とはわかるけど詳細不明。帰ってググったらラグビーワールドカップ2019、キャンプ地誘致が目的らしい。せっかく停まったのでフォトしながらひとやすみ。大笹街道、大昔走ったころと較べるとも改修されすっかり走りやすくなってしまい歳月の流れを感じたね。

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今回のルート、完全二車線の整備された国道と県道ばかり。いつもなら走る1.5車線のワインディングを走ってない。そのせいなのかイマイチ走り足りない気分。そこでR144で鳥居峠を越え、今度は反対方向から約20km標高差1,000mの湯ノ丸越えに再挑戦したけどやっぱり物足りない…。くだり切る手前、桜の許で地図とにらめっこ…。

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結果、大門街道(R152)と平行に蓼科を縦断するK40で女神湖まで南下し、最終的に諏訪ICか諏訪南ICに向かうことにした。立科の街でミスって市街地に迷い込んでしまった(汗)。そこは思いがけず中山道、江戸から数えて26番目の宿場街、芦田宿だった。観光地とは縁遠い生活感漂う街並にチョッと感動!。いつか目的もなくゆっくり訪ねてみたいね。


立科を過ぎるとカラマツと白樺林を走る心地のよい快走路が20kmちかく続く。対向車線と言えばビーナスラインを楽しんだのかワインディング好きそうなクルマがビュンビュン降りてくるぢゃないか。スライディングルーフ全開で高原の空気とロングターンを楽しむうち女神湖レークサイドに到着。風は冷たいけど降り注ぐ陽射しが心地よくワインディングローダーの疲れを癒してくれた。

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観光地の白樺湖方面をハズしK192でスズラン峠越え。それでも10台くらいの団子に刺され黄色いラインで身動きできない。今度は蓼科湖を避けR299に廻ったところで思いついた。「そうだ!、諏訪IC傍の荻野屋さんで土産に釜飯買って帰ろう♪」、早朝に通り抜けた横川名物を諏訪で仕入れるってオツなモンでしょ(笑)

渋滞に備えガソリンも満タンにし諏訪ICから中央道の人になりました。
心配した渋滞もなくあっさり帰還。夕飯にその釜飯を頬張る熟年男子でした。

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■全行程(GPS):約680km/最高高度(GPS):約2,170m
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