2015年11月19日

観光:霜月に訪ねた京都・伊勢

 銀杏の葉っぱも色づき始めた霜月のなかごろ、カミさんは「のぞみ号」の人になり、旦那は「C63号」を駆り「夕飯は洛東で!」を合い言葉に晴れ渡る東海道を西に向かった。

C63AMG

 交通手段が違うのはカミサンが長距離乗車を嫌ったワケぢゃなく、関西の所用と京都を訪ねるカミサンのスケジュールが微妙に合わなかったから(汗;)

 横浜IC過ぎた付近からBMW製ビックバイクをペースカーに見立て快調なペースで西進。バイクは不案内だけどチョッと前まではDucatiよく見掛けた。最近見掛けるのはBMW製ビックバイクばかり。その躍進ぶりには驚くよね。バイク界もドイツ勢に飲み込まれちゃうのかなぁ…。そう言えば、Ducatiも2012年Audiに買収されたんだった。

 東京から関西方面行くならナビも東名から伊勢湾岸自動車道東名阪自動車道新名神高速乗り継ぐルートを案内する。今日は十年ぶりに豊田JCTを直進しチョッと懐かしい名神高速に乗り継いだ。

 交通量多くアベレージ落ちた東名。名神に乗り継ぐとウソのようにクルマが少なくなり自然とペースアップ。木曽川、長良川、揖斐川をわたり、2012年供用開始した養老JCTを通過。フューエルゲージが心許なくなってきたので養老SAに立ち寄り給油。併せて熟年男子もリフレッシュ。

 「さぁ、リスタート」。走り出したウインド越し、深まる朝の斜光に伊吹山が浮かび上がる!。そう、ファーストミッションはあの伊吹山を駆け上がる伊吹山ドライブウエイです。同ドライブウエイは「86峠セレクション」、2012年に続き2013年と2年連続1位を獲得した殿堂入りワインディングです。

C63AMG

 営業開始時刻を過ぎたばかりの同道、誰もいないだろうと勝手に決めつけシートポジション、シフトモード、ESPをイケイケモードに変更し「Fun to CO2」(^^)

 数キロ登った左ターン、予想に以上に深かった!
 チョイとドリフトアウト、フロントのグリップ回復待ち右足にチカラ入れたら今度は思いのほかパワースライド…。

 んなことあるかぁ(>_<)
 くわばらくわばら

C63AMG

C63AMG


C63AMG

 気を引き締め直し安全運転。しばらくマイペースで逝くとフルシートかつ連なる観光組に追いついた。道を譲ってくれる気配もないし黄色いセンターラインが延々と続いてる。早々にアタック諦め串刺し観光組の仲間入り。麓を過ぎた中腹では見頃の紅葉を、それを過ぎた標高では残り紅葉を愉しみのんびり往くと山頂駐車場に到着。

C63AMG

C63AMG

C63AMG

 クルマを降りると寒いぢゃないか。琵琶湖を眼下に望む雄大なパノラマを楽しむ休憩中に思いついた。対向車と言えば管理用車両だけだった。ひょっとして今降りれば走り放題ぢゃないか?。慌ててクルマに飛び乗りMovie廻し再アタック!

 眼前に広がる大きな景色に心おどるのは良いけどダウンヒルは緊張する。右足裏に伝わるABS情報と手のひらに伝わるステア情報を頼りにダイナミックな景色とターンを愉しんだ。

 クールダウンする間もなく関ヶ原ICから再び名神高速を西に向け快走。京都のホテルにクルマを置き、所用をこなすため大阪に移動するのがミッションクリティカルなミッション(笑)。時間を読むと比叡山に寄り道できそうぢゃないか(^^)

 チョイとペースを上げ栗東ICでゲートをくぐった。信号が増え渋滞気味の守山市街を抜け、びわ湖大橋R161を経由し奥比延ドライブウエイ、仰木料金所で通行券を受け取った。

 Webで調べると紅葉は翌週見頃になるらしい…。ここを走るのは何年ぶりだろう。それはトップページに貼ってあるMegane IIで訪ねた以来ぢゃないか?

 残された時間は多くない。急ぎ脚で観光地ヒルクライムを始めた。しばらく走った沿道、真っ紅に色づいたモミジやまだまだ青葉なモミジも併せウインドを流れて往く。

C63AMG

C63AMG

C63AMG

 比叡山ドライブウエイを乗り継ぎモミジを堪能し終わると田の谷峠料金所。セカンドミッション・コンプリート(^^)。K30で京都市内に降りたのですが、観光ハイシーズンもかさなり渋滞気味ぢゃないか(>_<)。滑り込みでクルマを置き大阪に向かう電車の人になりました。

C63AMG

C63AMG

C63AMG

 所用を済ませ、合い言葉どおり京の宵を愉しみました。
 翌日、目を覚ましカーテン開けると予報どおりの曇り空。朝食を済ませカミさんのリクエストに応え、知恩院の三門、非公開文化財特別公開のお供。徳川家康公・四百回忌限定の御朱印をいただきご満悦のカミサンと楼上内部を見学。重要文化財の仏像、極彩色に彩られた天井や柱、どれも見応えあり当時の高い技術や強い権力に想いを馳せる熟年男子であった!

C63AMG


 ホテルにもどり身支度を整えチェックアウト。M156起き抜けの雄叫びを響かせ京都を後にした。京都東ICから名神高速に乗り、草津JCTから新名神高速、亀山JCTで伊勢自動車道を乗り継ぎ目指すは天照大神を祀る伊勢神宮です。

 交通量しきりの名神から乗り継いだ新名神、供用開始当時に較べると交通量増えたけど、名神に比べりゃガラガラみたいなもの。バックミラー気遣いながら色づいた山間を堪能。乗り継いだ伊勢道、ペースカーにはチト速いAudi A4を捕捉し追走。しばらくついて往くと左車線、バスを先頭に不自然な串刺し団子。その団子をA4に続きパス。抜き際、黒塗りクラウン運転席をチラ見すると制服姿ぢゃないか!。

 んもう〜!
 んなことあるかぁ!

 すかさず左パドルを引きエンブレ減速。後ろについた黒塗りクラウンを従えゆっくり走行車線にもどりコトなきを得ました。

 くわばらくわばら…

 その後も安全運転に徹し伊勢西ICゲートをくぐった。マークしておいた内宮最寄りの駐車場に向かうも途中の駐車場情報板に満車の表示が燦然と輝いてるぢゃないか(>_<)。参道に近い市営駐車場にクルマを駐め、おはらい町おかげ横町を散策。宇治橋で五十鈴川をわたり内宮の人になりました。二拝二拍手一拝。正宮参拝コンプリート。復路のおはらい町でお土産品をしこたま仕入れ駐車場に帰還。


 今日の宿は賢島(かしこじま)近くのリゾート。時計を見ると直行するにはチョイ早い。そこで三番目のミッション、伊勢志摩スカイラインを往くことに。同道は五十鈴公園を廻るように始まった。走り出しはあまり眺望の開けないヒルクライムが続く。県道のような普通のワインディングを走るうち朝熊山頂展望台に到着。天候優れず風も冷たい。フォト休憩でお茶を濁しリスタート。ダウンヒルになると突然眺望が開けスカイラインの名に恥じないパノラマがウインド越しに広がる。やるじゃないか!。R42にぶち当たりダウンヒル終了。


C63AMG

C63AMG

 R167に乗り継ぎ、近鉄志摩線に沿い英虞湾(あごわん)を目指す。同湾は有名なリアス式海岸。明治の中ごろ阿古屋貝(あこやがい)による真円真珠の養殖技術が確立され真珠養殖発祥の地として知られることとなった。

 その英虞湾に沿う宿泊地に現着(^^)
 自然の恵み豊かな伊勢志摩。海鮮はもちろん鮮度高い地物食材を活かした料理の品々に舌鼓を打ち、満腹中枢満たした熟年夫婦でした。

C63AMG



 翌朝はテラスに降る雨音で目を覚ました(>_<)
 今日は観光最終日、天候次第で志摩近郊を巡るか尾鷲方面に南下しようか思案したけど、予報と雨雲レーダーによると終日雨降りの模様。迷うことなく直帰を選択(>_<)

 軽いボサノバのシャドーミュージックが似合いそうなリゾート地。遅い朝食を楽しみゆったりとした時間を過ごす。せっかく訪ねた賢島(かしこじま)界隈、来年(2016年)サミット開催地となる「志摩観光ホテル・ベイスイート」雨降る玄関前に立ち寄り記念のフォト。

C63AMG

 その後はR167、K32を繋ぐ最短ルートで伊勢自動車道を選択。伊勢道と呼ばれるK32、神路ダム沿いを走る普通の峠越えですが、雨に濡れしっとりした紅葉に囲まれとても雰囲気よかった。残念なのは昔ながらの狭い幅員と交通量多いことかなぁ。

 降ったり止んだりの伊勢自動車道、東名阪自動車道、伊勢湾岸自動車道、東名高速と乗り継ぎ三ヶ日JCTから新東名自動車道に乗り換え我が家に向かいました。

■全行程(GPS):約1,252km/最高高度(GPS):約1,249m
■フォトギャラリーはこちらです。

C63AMG

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