2017年2月1日

睦月の富士三昧

 睦月はオフィシャル忙しくお疲れ気味、それだけならまだしも風邪までひいてしまい、眩しいほどの冬晴れを仰ぎ地団駄踏んでた。今シーズン最強の寒波が過ぎ去った週末、なんとか時間を工面し、寅の刻、真っ暗な首都高に乗り入れた。

C63AMG

 やけに交通量多い首都高から乗り継いだ東名も三車線めいっぱいぢゃないか。そんな流れのなか、バックミラーに目をやると、Cクラスがランランとライト輝かせ迫ってくる。すかさず走行車線にもどると、それはC63AMGブラックシリーズ(驚)。ノルドシュライフェからワープしたかのようなイデタチ、ひと汗かきにFSWでも行くのだろうか…。

 睦月と思えぬ暖かな日和だけど、そこは御殿場、ETCゲートをくぐると氷点下ぢゃないか。事前準備なくよごれ放題で腹を空かせたC63、たらふくのハイオクをご馳走し路肩に雪残るR138を北進。星の見えなかった東名でしたが、眼前には雪化粧した冬富士がワインディング親爺をお出迎え。足慣らしの籠坂峠を越え山中湖を目指した。さすが第一級の観光地へ向かう峠道、早朝なのにそこそこクルマがいるなぁ。

C63AMG

 旭日丘のドン突きを折れマリモ通りに乗り換え平野地区からK730に乗り継ぎ三国峠を目指した。途中のフォトポイント、パノラマ台ぢゃ富士の雄姿をCMOSに焼き付けようとカメラマンたちが三脚立てレンズを向けてた。三国峠をピストンし一糸まとわぬ富士と南アルプスを眼に焼き付けた。

C63AMG

C63AMG


 湖畔にクルマを乗り入れフォトしてると聞こえてくるのは外国語ぢゃないか。2,400万人を超えた訪日外国人、その経済効果はGDPの1%にせまる。迎えた春節、モノ消費の代表、爆買いは終わりを告げコト消費に変わりゆくのを肌で感じた瞬間でした。

C63AMG


 K729K717と繋ぎ雪景色の花の都公園、忍野村をやり過ごし富士吉田から繋がった新倉河口湖トンネルを抜け河口湖で富士をゲット。朝早いのに富士をバックに自撮りしてるのは外国人ばかりなり(驚)

C63AMG

C63AMG

 R137、御坂みちを北上し三つ峠入口を右に折れ旧道に乗り入れた。御坂トンネルで冬季閉鎖され残念ながら抜けられないけど天下茶屋までなら行ける。知られた観光地ゆえ、しっかり除雪してあり気分はチェリニ峠だけど日陰はしっかり凍ってるぢゃないか。


C63AMG

C63AMG

 御坂峠旧道をピストンし新御坂トンネルを抜けると、南アルプス甲斐駒を正面に甲府盆地を見下ろしながらハイスピードダウンヒルを愉しんだ。やっぱり雪を頂いたアルプスはいいねぇ(^^)

 御坂みちから笛ふきラインに乗り換えるとブドウ畑を往くカントリーロード。甲斐駒にかわり、めずらしくたっぷり雪化粧した八ヶ岳を望みながら甲府の丘陵果樹地帯を往き、今度はK36を南進。鳥坂峠を越えると同道は進路を西に変え芦川の流れに沿います。鶯宿を抜ける同道、集落を繋ぐカントリーロードでワインディング親爺的には好きな道ですが、寒波の影響か例年になく雪が残り日影のブラインドが多くスローペースを強いられた。ブチ当たったR358を繋ぎ分岐したK36をまた西進。ところどころ改良工事が行われ1車線区間が確実に少なくなってる。

 身延線、芦川手前で金川曽根広域農道に乗り継ぎ、交差するK409に乗り換え進路を南に変えた。ココまで来ると雪の存在を忘れられる。同道も集落を繋ぐカントリーロードの風情でK414分岐までは幅員広く走りやすい。

C63AMG

C63AMG

 K414分岐から藤田峠を抜け四尾連湖をピストン。四尾連湖(しびれこ)は、神秘麗湖とも書かれる自然湖。標高880mにある小規模なカルデラ湖で富士八海のひとつ。う〜ん、今回はなぜかピストンだらけだなぁ。雪で閉ざされたドン突きを左に折れる狭い道を降りると四尾連湖が見えてきます。夏場は溢れんばかりのキャンパーで足の踏み場もないほどなのに、今日は人っ子一人いないぢゃないか。

C63AMG

C63AMG

 K414でさらに南進。久那でK404に乗り換え照坂峠を越えR300、本栖みちに合流。以前訪ねた時は大掛かりな線形改良工事してたけど今回は休工のようだ。せっかくだから中之倉トンネルまでタフでハードなヒルクライムを愉しみましょう。そうは言ってみたもののスタッドレスぢゃ横方向も縦方向もグリップ心許ない。踏むタイミング早いとプッシュアンダー顔を出し逃げるんだなぁ(>_<)

C63AMG

 中之倉トンネル抜けると、「ドーンと富士!」
 あいかわらず雲ひとつない冬晴れ、しかも凍えるほど寒くない。せっかくだから本栖湖グルッと回りたいけどK709、浩庵テント村先で冬季閉鎖。その途中で富士をCMOSに焼き付けピストン。R300からR139に乗り継ぎ富士ヶ嶺に脚を伸ばした。

C63AMG

C63AMG

 その富士ヶ嶺を少しばかり徘徊…。
 電柱や人工物少なくクルマと富士を絡めそうなところ探したけどイザとなると難しいモンだねぇ。それでも、なんとかレンズを向けられそうなところを見つけ富士をゲット。

C63AMG

C63AMG

C63AMG

 次は久しぶりにK71を東進。冬枯れを往き視界開けないけどR139より雰囲気あるね。残るは西湖と精進湖。ブチ当たったR139を左に折れた。う〜ん、開けた富士の望みにくい西湖はパス。同道をさらに西進し精進湖でフォトすることにした。

C63AMG

 名残惜しい富士五湖を後にR358、精進ブルーラインを北進し数時間前に通った上九一色を再び通りさらに北進し甲府南ICから中央道の人になりました。15時過ぎちゃうと上野原IC先頭の魔の渋滞が始まる。チョイと急ぎ脚、ハイペースで往くミニのクロスオーバーについて行くと、スタッドレス用にセットしたリミッターにブチ当たるほどのハイペースぢゃないか!。おかげさまで談合坂SAで洗車クレンジング、塩カル落とす余裕ができました(^^)

C63AMG



 そうそう、陽射したっぷりの中央道、南斜面に沿う里山は冬枯れ前のように茶色に染まってる。なんとゆうことでしょう!。それは紅葉ぢゃなくスギ花粉の詰まった雄花!。もうそんな季節なんですね。

C63AMG

C63AMG

C63AMG

C63AMG

C63AMG

C63AMG

■全行程(GPS):約467km/最高高度(GPS):約1,297m
■フォトギャラリーはこちらです。