2019年6月22日

Cruise:中部/奥美ヶ原

 天候懸念される梅雨入り10日、知人のプライベートイベント in 松本に向かう中央道、ベリーウエットな路面つづきワイパーまで動き始めたぢゃないか。


Alpine A110

 ワインディング宝庫の信州、そこに逝くのにメインイベントだけぢゃもったいない。そこで夏至近づく早い夜明けに負けぬ早起きで相棒の軽い鼻先を安曇野に向けた。朝活が奥美ヶ原ちゅうのもオツなモンでしょ。

 雨こそ降ってませんが雲多く肌寒い安曇野SA、コンビニでいつものルーティーン済ませSICのゲートをくぐった。早朝の貴重な時間を無駄にしちゃいけないと躊躇なく松本トンネル有料道路を選択。社会実験とやらで上納金が100円のワンコインに減額されてた。トンネル出るとR254、わずかばかり東進し女鳥羽川を渡れば美鈴湖へ続くワインディングのお出ましです。Wikiによると農業振興のため安土桃山時代に築かれた芦の田池を改修した人工湖で1953年に美鈴湖と改称されたそうです。名前とウラハラ、そこに向かう山道、乗り出しはショートターン、その後はミドルターンも含めタフなワインディングが愉しめる。そう言われても高速降りて国道直結のワインディング、カラダはまだまだ高速巡航モード。足慣らしにゃ向かないかもしれない。

Alpine A110

美鈴湖

 美鈴湖までの道路名は不明ですが、美鈴湖からK62接続までは美ヶ原スカイラインと呼ばれる完全2車線の林道美ヶ原線です。スカイラインと呼べるほど視界開けませんが、数ケ所ばかり眼下に安曇野を望める。路面の荒れた区間多めなのが残念ですが顧客満足度高いワインディング、よろしゅうございます。この季節に走るなら楽しみがもうひとつ、それは袴越山のレンゲツツジ群生地です。少し手前にあるヘアピン群生地で見かけたレンゲツツジの状況から察すると早かったぽい。案の定、ちゃらんぽらんな開花で相棒に花を添えられなかった。そうそう、高度を上げるとお天道さんに追加して視界までさえぎっちゃダメぢゃないか。

Alpine A110

Alpine A110

Alpine A110

Alpine A110
接続したK62(美ヶ原公園沖線)、美ヶ原自然保護センターまでの区間は美ヶ原高原道路とも呼ばれます。出だしは幅員狭めで路面も悪いし樹間を往き視界開けませんが、そこを過ぎると短い距離ですが高標高地らしい絶景路に豹変します。稜線を逝くような絶景区間に雲が湧き上がり、またしてもご紹介はお預けになってしまった。ドン突いた美ヶ原自然保護センターでゲート封鎖され一般車ぢゃ行けませんが、道は王ケ頭まで続いています。フォトしようとドア開けると台風並みの強風、しかも凍てつくほど冷たい。外気温確認したらまさかの8℃、フォトしてたご当地ナンバーのWRX、ダウンコートと完全武装だった。そうそう、絶景区間にレンゲツツジ畑あるのですが気づかないほど咲いてなかったなぁ。


Alpine A110

Alpine A110

Alpine A110

Alpine A110

Alpine A110

 美ヶ原スカイラインまでピストン。強風に流され動きの速い雲たちに運を託し、絶景映え期待したのですが叶わぬ夢に終わり分岐まで戻った。でもって、時間ありそうなのでK62のまま武石峠(たけしとうげ)を逝ってみました。絶景路から一転、タフでハードな昔ながらの線形をもつ峠道が番所ケ原スキー場手前の32番カーブまで続きます。沢を渡った対岸往くと幅員広がり線形も緩いロングターンにかわりK464の分岐、武石観光センターに繋ぎます。ここまで降りると高標高地の天気がウソのよう、風もなく水無月のお天道さんが微笑んでるぢゃないか。奥美ヶ原一帯のワインディングたち、週末に降った大雨の影響なのか、小石やちっちゃな枝が散乱し、いまひとつリズムに乗れなかったかなぁ。

Alpine A110

Alpine A110

Alpine A110

 同観光センターで思案…
 K464、ビーナスライン、扉峠と繋ぎ扉温泉へ降りれば松本市内に戻れますが時間が心配。でもって、まちがいない大規模ピストン敢行し美鈴湖までもどり、往路とは違う道でR254にドン突いた。麦秋輝く松本平、朝活を終え、なにげない顔でイベントヘルパーに汗するワインディング親爺でした。そうそう、脳内の錆びついた引き出しには仕舞ってあったのですが、この季節、美ヶ原スカイラインを舞台とした「ツールド・美ヶ原」が開催されます。掲示されてた看板によると今年は6月30日開催だそうです。参考まで。

Alpine A110

Alpine A110

Alpine A110

Alpine A110

Alpine A110

■全行程(GPS):約314km/最高高度(GPS):約1,908m
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