2019年12月17日

Alpine mySPIN×NAVITIME

 苦節1年!、半ば諦めてたA110のナビ。mySPINがアップデートされ「NAVITIME」がSDLできるようになりました!

MySpin

 A110のインフォマティクスを司るのはBOSCHが開発したmySPIN。iOS版mySPINが12月11日にアップデートされ、ナビアプリの定番、NAVITIMEがSDLとして動作するようになりました。ちなみにAndroid版もアップデートされてるのでSDL可能になったと思われます。

 SDL(Smart Device Link)とは、NAVIやCarAudioなどクルマの車載機器とスマホを連携させるための仕様で、SDL対応の車載機器と、SDL対応アプリをインストールしたスマホをリンクさせ、車載機器からスマホのアプリを操作できるようにします。わかりやすく言うなら、新しいカローラに載るディスプレイオーディオです。

 思い起こせば、2018年9月に開催された「アルピーヌ A110 特別先行展示会」、スタッフさんにナビについて強く聞いてみたところ「時期は未定だがmySPINのアプリとして動作するNAVIを開発中」との事でした。翌月開催された「アルピーヌA110 スペシャルイベント in WEC」にも同じスタッフさんがいらっしゃったので再度聞いてみたところ、鋭意開発中も難航してるとの返事でした。時は流れ、2019年10月開催された「ALPINE×ENGINE Driving lesson」でも同じスタッフさんに再々度質問したら、「アプリはウマく行かず、NAVITIME SDL動作環境を開発中」と伺った。

 昨年のクリスマスはA110!
 今年のクリスマスはチョイと早いけどNAVITIME動作環境!
 いくつになってもクリスマスは嬉しいね(^^)

A110×MySpin×NAVITIME

 その週末、期待と不安を膨らませA110とiPhoneを有線接続。ポップアップしたiPhoneのダイアログ続いて相棒のmySPINを「タッチ!」相棒のモニタにNAVITIMEのアイコンが表示された。そりゃもう感動の初顔合わせです。恐る恐る「NAVITIME」アイコンを「タッチ!」見慣れたNAVITIME画面が、7インチの高精細モニタに描画された瞬間、思わず拍手してしまったぢゃないですか(^^)

A110×MySpin×NAVITIME

A110×MySpin×NAVITIME

A110×MySpin×NAVITIME

 文章では端折ってますが、接続までの順番やタイミングで接続できないこともあるし、使いにくい点や不具合もあります。でも、リリースされたばかりの初版です。あたたかく身護ってあげましょう。そうそう、iOSのmySPIN(Ver2.11.6)ではNAVITIME起動してるとA110側のSDLに失敗します。ご注意ください。



▶️有線で繋がると音もクォリティアップ

 mySPIN経由で音楽聴けたハズですが、そっちは手慣れたBluetoothに任せてた。揺すられる車内で操作感のない画面タッチするより起動や選曲はSiriにお願いし、ステアリングコラムに生える多機能で使いやすいサテライト・スイッチ操作した方が安全で確実。それがワインディング親爺流儀。しか〜し、圧倒的に帯域広い有線で聴く楽曲、音色がふた味も違い信念揺ぐね。A110には、もれなくFOCAL製スピーカーが奢られますが、多チャンネルDSPに慣らされた耳には2チャンネル・ピュアオーディオぢゃ寂しくモノ足りなかった。

 なっ、なんということでしょう!
 有線で繋いだだけで大幅にクオリティアップ。
 コレ聴いちゃうとBluetoothに戻りにくいなぁ...

MySpin



A110

A110

A110

A110