2019年12月24日

師走半ばの朝活@箱根

 冬至を来週に控え、運動靴からドタミテ(スタッドレス)に履き替えた相棒。一年ぶりの感覚取り戻そうと箱根のワインディングで足慣らししてきた。

Alpine A110

 師も走る師走と言うけど、師ぢゃなくても忙しい。師走も半ばを迎えた週末、やっと時間をみつけ、いまだに集中工事やってる東名に乗り継いだ。もっとも小田厚に繋ぐから、20日まで左ルート閉鎖されてる大井松田〜御殿場間を走らないで済むね。

 小田厚に乗り継ぐとみなさんお行儀よく左車線を隊列走行。そう言えば小田厚も5月からリニューアル工事やってた。都内も近郊も工事だらけぢゃないか。隊列途切れ、弁天山トンネル抜けると冬富士のお出迎えを独り占め。風祭トンネル抜け箱根口ICで箱根国道に乗り換えた。

 さぁ、ファーストミッション遂行しましょう。
 そのミッションは東海道の旧街道、K732(湯本元箱根線)です。Wikiによると「一部は旧東海道の道程であるため、国道1号線と比較して勾配が急で道幅も狭く、対向車のすれ違いには相互優先が必要となる箇所がある。」でもって、湯元で早川にそそぐ須雲川を遡上。須雲川ICまでの沿道、湯元とは趣のことなる温泉街つづき、過ぎると薄暗い山道に衣替え。駒形神社の鳥居をバックミラーに追いやると七曲りと称するつづら折れのお出まし。終盤、先行車に追いついたので、冬の装いに変わったウインドスクリーンを愉しみ旗宿で箱根街道にドン突いた。

 けあらし立つ芦ノ湖を臨み仁王立ち!
 さむ!、気温2℃は寒いぢゃないか…

Alpine A110

Alpine A110

Alpine A110

Alpine A110

 けあらしの向こうに冬富士輝きたいへんよろしゅうございます。ブルっと寒いので、CMOSに相棒のツーショットを焼き付け撤収。そうそう、箱根駅伝の往路ゴール、復路スタートとなる芦ノ湖界隈、トレーニングしてる姿をたくさん見かけました。

 箱根関所前からK75、椿ラインに乗り入れた。芦ノ湖大観ICへ向かう道すがら、東名下りに続き本日2台目のGT3とすれ違った!箱根は違うねぇ。Aペダル蹴飛ばしたい気持ちはヤマヤマだけど、低い気温と鈍く黒光りする路面はよろしゅうございません。当然ながら、ターンパイク箱根伊豆連絡線区間には折れず、大観山スカイラウンジへ向かった。

Alpine A110

 チョイと雲多い大観山、早い時間にも関わらず走り屋さんたちが集まり始めてた。相棒とのツーショットをCMOSに焼き付けてたら、お声がけいただいた。なんとその方は、A110 LINEAGEのオーナーさんでした。

Alpine A110

Alpine A110

 名残惜しいけど空気冷たく早々にお別れし、椿ライン、ダウンヒルのセカンドミッションに挑んだ。ワインディング親爺流に解釈するなら、椿ラインはターンパイクとともに箱根を代表するワインディングぢゃないかと思う。ハイスピードターン連なるGT3向きのターンパイク。そして、ショートミドルなターン連なるA110向きの椿ライン、心配した路面は黒光りもなくBペダル蹴とばせそうな雰囲気でしたが、履き替えたドタミテのグリップがなんとも頼りなく、お尻もムズムズする。でもって、ウィンドスクリーンに広がる相模灘を眺めながらの観光ダウンヒルで奥湯河原にドン突いた。

Alpine A110

 続いて湯河原パークウェイをアタックしましょう。同パークウェイは奥湯河原と湯河原峠を繋ぐ有料道路で、相模灘を眼下に望む雄大なダウンヒル愉しめます。幅員広く明るくターンも緩いヒルクライムですが、タイヤがよろしゅうございません。ブロックがたわむのでしょう、ダイレクト感、剛性感たりず、とてもぢゃないけど踏み抜けない。この感覚に慣れ、この状態が普通になるまでガマンですね。登り詰めた料金所で非キャッシュレスを実践し湯河原峠に到着。

Alpine A110

 十国峠、伊豆スカイライン繋ぐK20を南進したいところですが、そうは逝かせてくれない。台風19号の深い爪痕残る同県道、南進はAゲート封鎖続いてる。でもって、相棒の軽い鼻先を北に向け箱根峠経由芦ノ湖スカイラインに向かった。

Alpine A110

Alpine A110

 なぜか相性の良くない芦ノ湖スカイライン、箱根周辺ぢゃ、お天道さん望めても、ここだけ視界を遮られること多いのです。稜線を往き、適度なアップダウンと適度なターン連なりたいへんよろしゅうございます。そのうえ、時折見え隠れする富士まで拝め、スカイラインの名に恥じない。そうそう、オフミだろうか、途中のレストハウスレイクビューにGT3を含むPorscheたちがいっぱい集まってた。適度なターンになぞらえ、適度な速度でバイクに続き観光客よろしく芦ノ湖や富士を愉しむうち湖尻峠に到着。

Alpine A110

Alpine A110

Alpine A110

Alpine A110

 このまま箱根スカイラインに繋ぐのがルーティーンですが、今日は足跡のないK337を降りることにした。同道の湖尻峠側接続地点、獣道ぢゃないかと思う雰囲気あって敬遠してた。乗り入れたしょっぱな、たしかに獣道っぽい雰囲気ありましたが、少し降りたら幅員広がり路面もよくなった。以降は改良区と思われる完全2車線のダウンヒルに姿を変えたのには驚いた。そうそう、獣道っぽい雰囲気あった割には思いのほか対向車に出会いました。

Alpine A110

Alpine A110

Alpine A110

 最後は御殿場線岩波駅付近を抜け裾野ICから東名の人になりました。
 今回の朝活、みなさんに隠していましたが、本当のミッションは前回投稿した「Alpine mySPIN×NAVITIME」の実証試験することでした。もしもナビが機能しなくなったとき、不案内なところぢゃ心配なので箱根周辺路を選び、危機管理のためNAVITIME専用になり下がったスマホを忍ばせた。結果をお伝えするならノープロブレムぢゃありませんが、最後まで無事お務め果たしてくれました。

Alpine A110

Alpine A110

Alpine A110

■全行程(GPS):約285km/最高高度(GPS):約996m
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