2020年8月14日

Go To Wainding 榛名・北軽

 「GoToトラベルキャンペーン」、嫌われモノの都民は蚊帳の外。感染再拡大、新規感染者500人をうかがう勢いの立秋過ぎ、6月下旬以来の「県またぎ」を実践してきた。

Alpine A110
 
 お盆迫る時期とは思えない空いた関越道を北進。上信越道に乗り換えるとワインディング親爺専用道かと思えるほど。夏霞ではっきりしない妙義を望みながら松井田妙義ICでゲートをくぐった。Go To Wainding 初陣は、ここ数年通行止頻発してたK33の地蔵峠。でもって峠越えするのは数年ぶり。増田川に沿う集落途絶え、一ノ瀬給水タンクをバックミラーに追いやると峠道の始まりです。修復され走りやすい路面はよろしゅうございますが、濃厚接触久しぶりの相棒との意思疎通がいまひとつ。

Alpine A110

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 K125で烏川を渡河し倉渕からK33に再接続。同道登坂途中、榛名西麓広域農道分岐で急停止。どうしよう、逝くかヤメるか思案。結果、ワインディング親爺夏の定番となった榛名湖を目指し分岐をバックミラーに追いやることとした。榛名神社のデカい赤鳥居を抜けると峠道っぽくなるのですが、改良進み以前の面影なくなった。終盤に待ち受けるタイトターンを過ぎると天神峠。カルデラの外輪山らしく、峠を抜けると降坂区はわずか。眼前に榛名湖迫るとK28に接続します。

Alpine A110

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 標高1,000mを超える榛名湖湖畔、夏の早朝定番、夏霞で遠望効きませんが気温21℃は別世界。ルーティーンのビジターセンター付近を徘徊し小休止。榛名のワインディングを愉しむ同輩だろうか、駐車場には、その手のクルマたちが集まり始めてた。

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榛名湖

 Go To 裏榛名!

 榛名を代表する快走ワインディング、K28を駆け降りましょう。と、言ってはみたもののターンパイクと一緒、愉しむほど度胸据わってない。でもって、相棒との掛け合いを愉しみながらロングターンをバックミラーに追いやった。そうそう、昨年も同道で見かけたボクスターとロードスター、すんごい勢いで駆け上がって逝った。いやぁ、元気あるなぁ...

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 ここを降りると、Go To Waindingの選択肢はたくさんあるのですが、厚田を西に折れK58、R406と繋いだ。県道も国道もカントリーロードの風情、集落の道路沿いや庭先には、カンナ、ノウゼンカズラ、ムクゲ、サルスベリ、ネムノキが咲き、自然と縁遠いワインディング親爺のココロを癒してくれるぢゃないか。そうそう、田んぼの畦沿い、曼珠沙華咲いてたのには驚いた。それと、昨年の台風の影響でしょうか、いまだに交互通行が複数箇所あったのにも驚いた。

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 倉渕まで南下し権田でK54にお乗り換え。目指すワインディングは二度上峠。烏川に沿う南に開けた明るいカントリーロードをどんどん西進。その好走路終盤、はまゆう荘の少し手前で急停止。それは、以前から気になってた、わらび平キャンプ場分岐。ゲートを確認すると、見慣れた林道標識があるじゃないか。その朽ちかけた標識には林道一倉線と書かれてる。終点がキャンプ場なら相棒でも大丈夫だろうと逝ってみることにした。距離は短く3Km程度、序盤は普通の林道らしい雰囲気でしたが終盤は、コンクリート舗装の上にアスファルト舗装したのか、継ぎ目のハーシュネスが気なった。んもう!、いきなり開けるとキャンプ場の駐車場、その先に道はなかった。立派な管理棟を挟み東側には展望台のような人工物、夏霞で遠望効かないのは榛名湖と同じだった。長居は無用、短いピストンを敢行。

Alpine A110

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Alpine A110
 
 久しぶりの二度上峠を逝ってみましょう。

 序盤は、大きめのヘアピンとタイトターン主体、中盤はショートミドルターン連なり標高差約600mを駆け上がり、峠のターンをバックミラーに追いやると、ドーンと浅間山が出迎えてくれる。そのハズでしたが、夏霞に阻まれ浅間山の勇姿はおあずけ、残念!。改良された降坂区はミドルロングなターン連なり、んなワケで、各種ターンを愉しめワインディング親爺、好みのワインディングです。規制ゲートを過ぎた付近、高原の涼風吹きわたる脇道で小休止。充足したココロとウラハラ、久しぶりのワインディングでなんだかお疲れ気味。R146を北上するつもりでしたが、相棒の軽い鼻先は南に向かってた。

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 白糸の滝入口から乗り入れた白糸ハイランドウエイ、対向車多めですが、冷涼地らしい雰囲気たっぷりの樹林を往き大変よろしゅうございます。さすが名だたる観光地、ジャーマンスリーを始めフェラーリまで行き交ってるぢゃないか。三笠通りまで降りると軽井沢らしくなってきた。時間が早いせいでしょう、さすがの旧軽も人出はまばら。軽井沢銀座をバックミラーに追いやり軽井沢本通りを南進。行き交うクルマは東京ナンバーか県外ナンバーばかり、これぢゃ都内と変わらないぢゃないか。

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 軽井沢駅前、ここに来て碓氷峠降りなかったらワインディング魂が廃る。でもって必然のように碓氷峠に向かった。碓氷峠の目の前、左に通行注意の分岐発見。先導車がいたのを理由にまたしても急停止。ナビを確認すると旧碓氷峠へ逝けるらしい。でもって、通行注意の看板をバックミラーに追いやり入線。帰りに見つけた看板によると町道三度山線でした。序盤は別荘地を逝く私道の雰囲気でしたが、しだいに落ち葉降り積もる山道に姿を変え、町道改め林道の趣き。そんな山道を5kmほど登坂するとチョッと広めの道路(K133)にドン突き更に登坂すると熊野皇大神社のある旧碓氷峠。Wikiによると、熊野神社(くまのじんじゃ)は碓氷峠に位置する神社。社殿は群馬県安中市と長野県軽井沢町にまたがっており、参道と本宮の中央を県境が通る。長野県側は神社庁により特別神社に指定され、熊野皇大神社(くまのこうたい じんじゃ)と称する。和歌山県の熊野三山、山形県の熊野神社 (南陽市) と並び日本三大熊野と称される。とありました。でもって、その先100m程度でいきなり道がなくなってた。ここを目的にきたワケぢゃないので帰り道を思案。K133のまま降りれば三密になりそうな軽井沢銀座。それはチョッと勘弁。でもって、本日二度目のピストンとなりました。

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 碓氷峠まで戻り、片峠の中山道(R18)を降坂します。時期的にも時間的にも串刺し走行強いられると期待してなかったのに、思いのほか順調に降りられたのは幸いでした。また、冬枯れや路肩に残る雪を気にせず、生い茂る緑のなかを走れたのも愉しかった。

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 峠道を終えた玉屋ドライブインで停止。標高500m弱あるけど、別天地の軽井沢から降りた身には、うだる暑さでしかない。喉を潤し小休止。なにげに見回した看板には霧積温泉の文字。存在は知ってましたがピストンゆえ敬遠してた。ここを目的に来ることないんぢゃないかと、ワインディング魂を奮い立たせ入線。K56、ダム工事の恩恵に授かったのでしょう、霧積ダム過ぎまでは、ほぼほぼ快適な完全2車線路。しか〜し、幅員減少の標識とともに霧積川の流れのように細く険しくなり林道ライクに様変わり。路面を横切る段差ぢゃ相棒のアゴを擦るんぢゃないかと匍匐前進強いられるシーンも。辿り着いた終着地は、だだっ広い駐車場だった。おどろいたのは山奥の一軒宿だと言うのに7〜8台のクルマが泊まってた。コロナ渦でも秘湯人気は衰えず。見渡したところ宿は見えない。徒歩で訪ねるのは主義に反するので長居は無用。本日三度目、長めのピストンとなりました。

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 あとがき。

 今回の「県またぎ」、希薄接触者は二人。一人目は関越道、上坂SAの給油時。二人目は、釜飯おぎのや横川店、お土産用釜飯購入時のレジ。地方にお金を落とし経済回すお手伝いしたくても、これぢゃ役立たずですね。そうそう、関越道下り線、花園IC過ぎに設置されてたオービス、撤去されてたのに再設置されてました。ご注意ください。

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霧積ダム

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Alpine A110

■全行程(GPS):約463km/最高高度(GPS):約1,394m

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