栃木の永野川堤の桜、わたらせ渓谷鉄道沿いの神戸駅の花桃と桜、草木ダムの桜、小夜戸大畑花桃街道の花桃などを花見ドライブ。いずれも例年よりも早い満開の時期を迎えていた。走行日２０２３年４月２日、使用車輌TWINGO。
東北道・栃木IC着（５時３７分、気温８度）。栃木県道（栃木粕尾線）に降りて佐野市方面に。左手のコンビニministop前を左折。次第にたくさんの花をつけた満開のピンクの桜並木が眼前に広がってくる。正面のみ１車線簡易鋪装路に過ぎない十字路に突き当たる。かまわずその狭道に入り込むと、永野川の堤に着く。５時４３分７度。桜は未鋪装の堤に植えられているが、枝が堤道に覆い被さり、さながらしだれ桜のよう。対岸の桜も満開。残念ながら堤道は車輌通行禁止である。
しかし、あえてこの狭い道に入り込まずとも永野川堤の桜を見ることはできる。毎年、ここで写真撮影しているために寄っているだけである。コンビニを左折し十字路にきたら右折し、ゆっくりと走り、永野川渡河橋のある道を探し左折すればよい。渡河し満開の桜と赤い花をつけたこれも満開の１０本余の花桃が咲いているところにでた。５時５４分、７度。来た道に復帰。周囲は一面緑の出穂しつつ麦畑である。永野コミュニティ先でまた永野川を渡河。学校橋の銘版。桜のトンネルとなっている轍以外雑草の生えた未鋪装の堤道に乗り入れる。６時３７分、７度。
栃木市宮町が１９７６年に約１・５㌔の区間にソメイヨシノ５００本を植樹したのが、これら桜群の始まりで「宮の桜堤」と呼ばれる桜の名所となった。
さて、３２に戻り大越路トンネルを抜けて１５（鹿沼足尾線）で足尾方面に。道沿いには点々と桜が咲いていた。「発光路の森」を過ぎると、粕尾峠（標高１１００㍍）への登坂ワインディング路となる。コーナー２nd、ストレート３rdとギアチェンジし、登り詰めていく。峠着（７時２９分、９度）。１０００メートルを超える標高とあって、常緑樹を以外はまだ葉を落としたままで冬枯れ状態脱せず。
峠を下る。だいぶ路面改修が進み、走りやすい区間が増えてきているものの、まだ荒れ区間は残る。下りは左コーナーが大きく回り込んでいるところに特色がある。カーブナンバー５４から先は急坂。国道１２２着（７時４７分、８度）。右折。田元交差点で左折し、２５０（中宮祠足尾線）で銅親水公園に。足尾の山々は冬枯れだが、道脇の樹木は若葉が顔を出しつつあった。公園着（７時５７分、８度）。松木渓谷に向かうハイカー達の車輌なのか、公園駐車場はほぼ満車。
Ｕターン。わたらせ渓谷鉄道の足尾駅に。８時２０分、１４度。駅の2本の桜は満開。次は沢入駅に。２５０、１４２（通洞停車場線）、国道１２２、３４３（群馬県道沢入桐生線）を経て駅着（８時４１分、１４度）。３本の苔むした桜の大木は白満開。
例年、草木ダムサイトの桜を見るのだが、今回は混雑する恐れのある神戸駅に先回りすることに。引き続き３４３で駅着（９時２分、１４度）。白い桜、赤い花桃いずれも満開。桜、花桃のコラボはボリューム感が半端なく圧巻の景観である。構内花桃数は約３００。駐車場は満車であったが、バス停車場脇に空きを見つけた。次々に見物車が入ってくる。
神戸を離脱。３４３で戻り草木ダム直下の「水の広場」着（９時２６分、２０度）。白い花を咲かせた桜は満開。スリバチ状の広場。一部スリバチ斜面の桜もむろん満開。草木ダム堰堤を通り、国道１２２にでて神戸駅先で左折し、小夜戸大畑花桃街道に。しばらく走ると、ピンクの花桃並木に出くわす。約２㌔の区間に１５００本の花桃が植樹されているが、ほぼ満開といってよく、なかなかに華やかな眺め。加えて桜も満開。メイン駐車場前着（９時48分、１８度）。この道をずっと行けば、水沼駅に近い黒保根運動公園に行ける。この公園には約３００本の桜が植えられており、いずれも満開。１０時６分、１７度。また、小さな紫の花を咲かせたハナダイコンも土手斜面に咲いていた。
国道１２２で上神梅駅に。１０時２０分、２０度。鉄道開業当時のままの１９１２年建造の古い木造駅舎である。駐車場の桜、菜の花、花桃ともに少数でとくに見応えあるわけではないが、いずれも満開であった。
花見ドライブはここで終了。国道１２２、３３３（上神梅大胡線）、３３６（梨木香林線）、空っ風街道と繋いで関越道・赤城IC（１１時４３分、20度）から帰宅へ。
■フォトギャラリーはこちらです。
