2014年11月24日

Cruise北陸/飛騨・富山編

 11月初旬の三連休、ちょうど良いあんばいに所用がかさなった。せっかくなのでこの機会を利用して北陸方面を巡ってきた。

Lutecia

 所用を無事こなし松本平を一望できる温泉宿でのんびり湯船に浸る。窓の外には幻想的な夜景が広がるのに冷たい雨が降り出しちゃダメぢゃないか。予報をチェックすると連休の天気は期待できなさそう…。

 鳥のように目覚め、カーテン開けると生憎の雨降りぢゃないか(>_<)
朝食会場から望む松本平、晩秋の紅葉がしっとり雨に濡れ好天とは違う素敵な趣を魅せてくれる。そんな窓辺でココロまで満腹中枢を満たしチェックアウト。

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 さすが三連休、雨降りの早い時間なのに観光バスも走りはじめ賑わうR158を西進。フロントウインド越しに飛び込む景色と言えば、紅、橙、黄、と秋色の共演状態ぢゃないか。そんな絶景を楽しみながら目指すは「安房峠」です。

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 そのむかし…、鱒寿司を食すというのを口実にR17、R18、R8を乗り継ぎ富山へ。休む間もなく神通川沿いのR41を遡上し高山でR158に乗り継ぎ一般車も自由に乗り入れできた「乗鞍スカイライン」や釜トンネルを抜け「上高地」を満喫しR20をひたすら帰るのが初夏と秋の定番ドライブでした。文章にすると優雅そうだけど、1,000km超を夜行日帰り。しかも高速使わず走りっぱなしと言うとんでもない強行軍。その思い出の詰まった安房峠を走るのが最初のミッションです(^^♪

 そのR158、奈川渡ダム付近からトンネルだらけ。それでも、ほんの少しだけ昔の雰囲気残すところがある。ナビで見る安房峠、まるで大蛇がのたうち廻るかのようにウネってる。まもなく釜トンネルなのに相変わらずワイパー動き放題。走り放題はうれしいけどワイパー動き放題ぢゃしょうがないねぇ(笑)

 スグ脇を流れる梓川、水量多く通行止めぢゃないかと心配したけど、Uターンするように分岐する入り口ゲートは開いていた。熟年男子にとってこのゲートはタイムマシンみたいなもの!

 イロハ坂のようなヘアピン連続する急な登りをセカンドメインで駆け上がる。と、書きたいけど雨降りに落ち葉が降り積もり、とても楽しめる雰囲気ぢゃない。その上、観光目的と思われる対向車まで降りてくるぢゃないか。「安房峠道路」ができるまで、松本と高山を直線的に繋ぐ道がこの国道しかなかったと思うと感慨深いねぇ。

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 ヘアピン群を過ぎると道路も景色も一転、なだらかな稜線を走る雰囲気になり、ほどなく安房峠に到着。好天なら穂高岳が見えたハズなのになぁ…。フォトしたけど結構な雨降り。Movie廻してるので最低限のフォトで切り上げ平湯温泉を目指すことに。

 雨に煙るダケカンバ、見える景色はまぶたに残る当時の景色と同じでうれしくなっちゃう♪。バイパスの「安房峠道路」を走るようになりウン十年ぶりに走った安房峠、そこは思い出のまま刻が停まってた。このまま旧道を往き平湯峠も走りたいココロを振り切り平湯温泉からR471に乗り換えた。

 道路から見える旅館の駐車場、連休のせいでしょうか県外ナンバーのクルマで満タンぢゃないか。残り紅葉鮮やかな同道を観光のクルマにまぎれ栃尾までくだってきた。K475との分岐、右へ行けばこれまた思い出詰まった新穂高。そこを左に折れ浅井田ダム方面を目指す。国道だけど雨も手伝ってか交通量極貧の走り放題を楽しんだ。

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 さぁ、これから往くのは地図上の白い道、それは「大規模林道 高山大山線」です。どこから林道になるのかわからないけど、双六川に沿った集落をいくつか抜けるとそれらしい雰囲気の道になってきた(^^)。当然ながら雨降りに好んで山道走るヤツなんて熟年男子ぐらい。これまた走り放題と紅葉し放題を満喫し山吹峠を越えた。峠を降りると山之村。その集落を抜けると大規模林道を表記したでっかい看板が見えた。このまま直進してもK484に接続しますが走り放題続くなら選ぶのは大規模林道でしょ!。ロングターンと集落を過ぎると5kmほどでK484にぶちあたった。

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 さて、これから走るのが今日のメインイベント「有峰林道」です。有峰林道は飛騨市と富山市をむすぶ有料道路で通行料金は1,900円。富山市側へ降りるには小口川線小見線の選択肢があるのですが、走りたかった小口川線は11月1日から早くも冬季閉鎖でした。残念!。それでも飛越トンネルを越え始まる有料区間だけで約30kmを超え標高差も1,000mを超えます。

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 K484を離脱し平均斜度7%を超えるヒルクライムを満喫しようとシフトダウンし1段低いギアを選んだ。が、しかし、降り積もる落ち葉が雨に濡れ見た目から滑りそう(>_<)。落ち葉の上を往くと「ゴリゴリ」した振動が伝わり断続的にグリップが怪しくなる。くわばらくわばら…。

 飛越トンネルを抜けると東谷料金所が見えてきた。紅葉の盛りも過ぎヒマなんでしょう、左の待機小屋から係員が飛び出し小走りで目の前を横切り料金所に向かった!

「1,900円です。」
「ハイ、ちょっと待ってねぇ…」
料金所いつものパターン。ポケットをまさぐり…
「ありがとうございます、おつりです。」
ポケットに100円玉をしまいスグ先に見えた駐車帯にクルマを停め小休止。

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 リスタート!
 走り出しはチョッと路面の悪い大規模林道の風情。眼下に冬支度をすませた有峰湖を見ながら快速ダウンヒルを楽しんだ。湖岸に近づくと大規模林道から一般的な舗装林道に格下げ(笑)。標高1,000mを超え北アルプスに近い山岳地帯、冬枯れ始まった落葉樹林をショートターンで繋ぎリズミカルに走り抜けるって心地よいねぇ。

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 そうそう、湖岸を走る区間の左ショートターン、滅多なことではグリップを失わないフロントが逃げチョイと焦ったね。Movie見ればわかると思う(汗;)

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 晴れてれば冠雪した北アルプスが見えたんぢゃないかと思うと悔しいけど、初冬の雨降りも風情あって良いモンだね。そんな有峰湖を東に見る湖岸を一気に走り抜けた。

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 有峰ダムの堰堤を走るんだけど、そこは1車線路につき信号付きの片側通行。運良く待たずに青信号。ダムの堰堤を楽しむ間もなく通過。目線をあげると右上に展望台らしきスペースを発見!。薬師岳への登山道入り口でもある折立方面へ向かい、その展望台でイグニッションオフ。紅葉最盛期だったら賑わったと思うけど、ときおり観光で訪れたクルマが立ち寄るだけ…。そろそろハラも減ってきたぢゃないか。広がるダム湖を前にコンビニで仕入れた昼飯を頬張り摂食中枢を封じ込めることに(笑)


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 あとは13kmを一気に駆けくだるだけ!。と、思いきやところどころ片側通行だった。それでも速いのがダウンヒル、いつのまにやら亀谷料金所を通過しかけ、料金所脇の駐車帯にクルマを乗り入れ看板バックにフォト。んっ!、ふと見た観光案内に白樺林とあるぢゃないか!。よく見れば目の前の細い道を往くことになってる…。

 モノは試しと逝ってみれば、落ち葉降り積もる怪しげな1車線路。しかもナビに載らない道。看板に謳うような白樺林ぢゃなかったけどウネった狭路を往くとリフトの支柱が目の前に。そこは立山山麓スキー場だった(^^)

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 K67に合流しすっかり整備された黒四ダムへのメインルートK6、K3を繋ぎ立山ICから北陸自動車道の人となりました。いつもならこれで紀行も終わりだけど今回は違う!。小矢部砺波JCTから能越自動車道に乗り換え無料開放区間を最後まで走り灘浦ICR160に繋いだ。

 日本全国、何処を走っても大きく景色の変わらないのが高速道路。しか〜し、そこを降り一般道を走ると人の温もりと大自然を肌で感じられる(^^)。富山湾沿いの小さな漁港を繋ぐR160、はるばる北陸を訪ねたと言う旅情も重なり眼前の景色が一層新鮮に見えるぢゃないか!。昨年供用開始した「七尾氷見道路」を逝くつもりだったけど、そのままR160で宿泊地の七尾を目指した。

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■全行程(GPS):約278km/最高高度(GPS):約1,797m
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