2014年12月19日

C63AMGで往く初冬の伊豆

 師も走る師走。ぢゃないけど諸般の事情でワインディング走れてない。そこに舞い込んだ温泉忘年会のお誘い。ふたつ返事でC63AMGの鼻先を温泉地に向けた(^^)

C63AMG

 当日、忙しかったけど適当に切りあげ、東名沼津ICから伊豆縦貫道、伊豆中央道、修善寺道路と繋ぎ、宴会前には湯船の人になれました。伊豆縦貫道のおかげで、いつも渋滞してた函南付近を走らないで済むようになった。同道の供用開始は今年の春、去年だったら湯船に浸れなかったかもしれないね。

 それにしても、伊豆や箱根周辺って有料道路多すぎませんか?
 と言うより、いい加減無料開放しませんか?
 霜月に訪ねた能登、その大胆無敵な無料解放を知ってしまうと、ちまちまお金を取られるのが馬鹿馬鹿しくなってくるぢゃないか!。

 翌朝、ワインディング走りたい一心で朝風呂前にひとり抜け駆け…。
 こんなときC63AMGが放つ冷間始動時の爆裂音、困っちゃうよねぇ(>_<)

 夜明け前、まだ薄暗いR136を狩野川に沿って遡上。適温になった油温を確認し出口の信号を右に折れた。まずは足慣らし、船原トンネルを抜けず土肥峠に向かう。が、コーナー過ぎた陽の当たらない山陰、黒く濡れてる。知らずに飛び込むとドキっとするぢゃないか!。慎重かつ大胆にのぼり詰めた西伊豆スカイラインの高架下、無情にも通行止めの看板とゲートに阻まれた(>_<)

 「んもう〜!」
 すごすごと来た道をもどり船原トンネルを抜けた。そうそう、R136バイパス、山川に沿う手前に残る最後の区間も線形改良工事が始まってました。

C63AMG

 朝風呂を愉しむ時間帯、まだ覚めやらぬ土肥の街からK17に乗り換え戸田を目指す。R136、旅館やホテルの通勤なのか早朝にも拘わらず思いのほか交通量あったけど、駿河湾を左に望む同道は文字通りの走り放題。狭窄区間やトリッキーなターンもあるけど、戸田に着くまで誰にも邪魔されず走り放題を満喫できた。

C63AMG

 気温6℃と寒いけど、よい塩梅に雪化粧し、一糸まとわぬ富士がお出迎え!。いやぁ、朝風呂と朝飯抜いた甲斐があるってもんだね(笑)

C63AMG

 このまま、K18で戸田峠へ向かっても良いけど、世界遺産「富士の見え放題」、このままK17を北上することにした。コーナー廻った途端、勇姿を魅せる富士。その勇姿が見えると踏み込むガスペダルのチカラが抜けちゃうんだなぁ。テッパンの煌めきの丘、大瀬崎と寄り道し富士を仰ぎ見る。

C63AMG

C63AMG

C63AMG

 西浦古宇でK127に乗り換え、真城峠を攻略!。同道って完全2車線、ちょっと大きめのターンが魅力なんだけど、ヒルクライム佳境で工事に向かう関電工の軍団に追いついた(>_<)

 「あちゃぁ…」、平日ゆえ観光のクルマはいないけど仕事のクルマはいるんだよね。その編隊、どん突きのK18を右に曲がった!。熟年男子は左に折れ、再度戦闘モードで戸田峠へアタック。ショートターン主体の4kmほどのヒルクライム、2速メインで駆け上がるのですが斜度きつく、踏むタイミング早いとプッシュアンダー出やすい。去年の師走、グリップ甘いスタッドレスで走ったのを思い出すなぁ。外は寒いのに冷や汗かいてどうする。

C63AMG

C63AMG

C63AMG

 さぁ、これから景色も走りもCS度高い西伊豆スカイライン(K127)を往きます。んっ!、融雪剤でも播いたのか走り出しから路面が白っぽい。凍結注意の看板をやり過ごしたショートターン、路面が黒く光ってるぢゃないか!

 くわばらくわばら…

 戸田峠は南東斜面だけど、この辺は北東斜面が多い。温度計を見ると3℃しかないぢゃないか。きっと朝露が降りるんだね。高速道で見掛ける「自動取締装置設置路線」と一緒、「凍結注意」の看板先には必ず黒い路面が控えてる。そんな看板先のブラインドを抜けたら冬毛になった鹿さんがC63の咆哮に驚きフリーズ。

 凍結注意の看板なくなると絶景快走路の本領発揮。達磨山手前のビューポイント、振り返ると冬晴れに、またしても富士が微笑んでる(^^)。

 急停止!
 フォトしながら珈琲タイム(^^)

C63AMG

C63AMG

C63AMG

 しばらく休憩してたけど、ひとっこひとりこないぢゃないか…。ふと時計を見れば伊豆の定番、鯵の干物に舌鼓を打ち部屋で帰り支度をしてるころだね(>_<)

 そんな邪念を振り切るようにアクセル一蹴り、リスタート!
 K411、K59と県道番号は変わってもロングターン続くスカイラインを愉しみ仁科峠まできた。ここから先、どっちに行っても雰囲気的には狭隘路。で、選んだ道は宇久須川沿いを転げるようにくだるK410

C63AMG

 宇久須の街でスタンド寄るつもりが忘れてしまった。PoloやLuteciaなら見なかったことにしておけるフューエル・ゲージですが、大飯食らいのC63ぢゃそうも行かない。満タンから300km近く走ってる。早めに給油しないと精神衛生上も好ましくない。松崎でガソリン入れた記憶がある。交通量増え始めたR136を人間エコモードで南下。目配りしたけど松崎までスタンドなく、真っ先に視界に入ったスタンドでC63の満腹中枢を満たした(笑)

 寄ったのは対向車線のスタンド、Uターンするため松崎の街中を徘徊中「なまこ壁」見て思いだした。下田と松崎って「なまこ壁」多く見掛けた記憶が。富士ビューならぬなまこ壁ビューを探しC63とコラボしてみました♪

C63AMG

C63AMG

C63AMG

C63AMG

 彫刻ラインと名を変えたR136、交通量極貧となり駿河湾沿いを心地よく南進。西伊豆、もうひとつのお気に入り雲見海岸に乗り入れた。駿河湾越しの富士を見ながら珈琲ブレーク、絶景ワインディングを愉しみ誰もいない浜辺を独り占め。これぞ至福のワインディングライフだね。

C63AMG

C63AMG

 そんな雲見を後にマーガレットラインと名を変えたR136を更に南進。林に囲まれたショートターン抜けると今度は野猿と遭遇ぢゃないか!、んっ、野猿生息地ってもっと先ぢゃなかったかなぁ…。

 差田の信号でマーガレットラインを離脱しK16を更に南進。目指すはウン十年ぶりに訪ねる石廊崎。南進するに連れ、朽ち果てたレストランや看板が目に飛び込む。路肩には伸び放題のアロエの花が続き、寂れた観光地の雰囲気が漂い始めた。灯台は遠いのでパスし漁港に降りてみた。そこは、お年寄りが日向ぼっこする過疎の集落になってた…。

 気を取り直しK16を東進。今度は相模湾沿いの小さな漁港をいくつも通り抜けながら次のルートを思案。結果、なまこ壁で思い出した下田で昼飯を食すことにした。

C63AMG

C63AMG

C63AMG

 Once upon a time…、
 幾度か食した旨い海鮮丼で満腹中枢を満たし下田の街を徘徊。ひるめし刻を過ぎたペリーロード、平日組みが観光案内片手に歩いてるぢゃないか!。この時間にクルマとフォトするのはメディアの取材でもなきゃ無理だね(>_<)

C63AMG

 久しぶりに下田東急ホテルに寄ろうと向かったけど、あてもないのでスルー。下田の街からK119に出ようとしたら工事中で迂回させられてしまった。これから向かうはK121の蛇石峠。峠道手前までの同道って集落を繋ぐカントリーロードで観光地、伊豆を感じさせないね。


 集落を抜けると薄暗い杉林を走る1.5車線路。それは蛇石という名に恥じぬクネクネ道です。しばらく快調に走ると地元ナンバーのプレマシーに追いついてしまった。観光組みほど遅くはないけどやっぱり邪魔。どうやら先に行かせる気も無さそうなので峠を越えるまで仲良くランデブー(死語)走行。突然、気動車の警笛のような音が響いた!。次の瞬間、ブラインドから大型ダンプと鉢合わせ!。

 「あ〜、ビックリしたぁ!」
 その後は、当然のようにペースを落とし峠をくだる二台でした(^^)

C63AMG


C63AMG

C63AMG

 桜の植わる岩科川に沿ってくだるとナビに旧跡を示すマークが、近いので寄ってみると、白いなまこ壁が目映く輝く立派な洋風の建物。それは、明治13年に竣工した伊豆最古の小学校「岩科学校(いわしながっこう)」でした。この歴史的建造物(国の重要文化財)の詳細についてはこちらをご覧ください。

 手間も暇もそしてお金もかかる「なまこ壁」、今見ても贅沢な造り。驚くのは費用の四割を地元の寄付でまかなったというからすごい。いやぁ、当時の繁栄がうかがい知れますねぇ!



 思わぬところで思いもよらないタイムスリップ、余韻覚めやらぬうちに今度はK59でワインディングローダーの世界に浸る(^^)。同道は仁科川を遡上するように登り詰めるタフでタイトなヒルクライム。樹林が迫る舗装林道ライクな雰囲気は大好きなんだけど、ブラインド多くしかも離合厳しい1〜1.5車線が10km近く続きます。それはよいとして、最大の難点は観光地ゆえ狭い山道走り慣れない観光組みとの遭遇。いつぞやの内山峠ぢゃないけど、彼らの多くはキープレフト守れてないから遭遇すると怖い。相手が崖側の離合だったら運転変わりたくなっちゃう。

 無事に登り詰め達成感とともに仁科峠に仁王立ち(笑)
 さぁ、今度は西伊豆スカイラインを一気駆け!
 朝、南進した道を午後に北進(^^ゞ

C63AMG

 「あんたも好きだねぇ…」
 そんな声が聞こえてきそうぢゃないかい(笑)

 昨日の献立は忘れても朝走ったペースノートは忘れない(嘘)。
 さっきまで出くわす対向車が怖かったけど、今度は薄れるタイヤのグリップ感が怖い。熟年男子にはやっぱりターマック林道がお似合いかなぁ。20km弱のハイスピードワインディングを冷や汗かきながら走り抜き、K18にブチ当たった。

C63AMG

C63AMG

 平日ゆえバイク編隊やローディーたちの姿も見えない交通量極貧の同道を修善寺までくだる。ここで修善寺道路に乗ったら往路と一緒、そこでK80に乗り換え伊豆スカイラインの山伏峠を目指すことに。同道も伊豆を感じさせないカントリーロードの雰囲気あるんだね。そう言えば近くの「日本サイクルスポーツセンター」って、発表会や試乗会でも使われてるじゃない。一般車でも走れる機会あったら楽しそうなのにね。

 伊豆スカイライン、K20、そしてMAZDAがネームライツを取得した「MAZDA ターンパイク箱根」を繋ぎテッパンの大観山で珈琲ブレーク♪

C63AMG

 Be a driver.
 身もココロも「運転手」になりきり人車一体を愉しんだ。と、書きたいけど、ここのくだりはとてもぢゃないけど踏めないよ。踏めるのはブレーキだけだって(笑)

 そうそう、ターンパイクでFMCされたばかりのフォード・マスタング(複数の各色)に遭遇。来春発売なのでプレス向け発表会ぢゃないかと期待したけど、撮影隊見掛けなかった。

 ここを走ると小田厚走ることになるぢゃない。陽が傾き始めた時間帯の小田厚、自由に走れる交通量ぢゃないのに上りで二台、下りでも二台がシューティングされてた。おまけに白のクラウンをパスしたら覆面ぢゃないか。確かに名だたる名所だけど、この距離で4台+αにはビックリです。

 くわばらくわばら…

 そんな卑しいトラップをかいくぐり厚木ICから東名の人になりました。
 冬晴れに恵まれた初冬の伊豆、海の幸(富士や美しい海岸線)、山の幸(山岳ワインディング)、そして里山と暮らす素朴なカントリーロードを満喫。伊豆はワインディングローダーのココロを潤す三冠王ですね(^^)

■全行程(GPS):約390km/最高高度(GPS):約1,000m
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