2016年2月2日

C63AMGと見る富士

 「ヤバイ!」、ぬくぬくの夢心地に負けベッドを抜け出るのが遅れた!。底冷えのする夜明け前、C63AMGに同乗したいという友人のリクエストに応えM156エンジンに火を入れた。

C63AMG

 寒波襲来!、お出掛けと寒波はセットですか(>_<)
 芯まで冷えたカラダとM156、ヒーターめいっぱいだけど温まるまもなく首都高ゲートをくぐることに。忘年会のなにげない会話から話がすすみ、友人を慣れないナビゲーターに仕立て富士周遊ドライブとなりました。彼のピックアップがファーストミッション。急ぎ足で彼の棲む待ち合わせ場所へ、「おはよう!」その挨拶でミッションコンプリート。

 満天の星またたく東名、はずむ四方山話に気がつけば都夫良野トンネル越えてた。凍てついた御殿場ICをあとに交通量極貧のR138を北進。籠坂峠越えで山中湖をめざします。外気温はすでに氷点下!。そうそうBMWやAudi、外気温が4℃まで下がると注意喚起のため警告音が鳴り、Citroenは外気温計の点滅と警告音でそれを教えてくれた。Poloの場合はマルチインジケーターのファンクションが強制的に外気温計に変わるのですが、Renaultはシカト、C63AMGも、シカトでダンマリ。ある意味メーカーポリシーがわかるような気もする。さて、あなたのクルマの外気温計はいかがですか?。

C63AMG

 R138、路肩に雪がのこり路面は融雪剤で白いぢゃないか!。東富士五湖道路供用開始後、籠坂峠を越えるのは久しぶり。いつしか先行車もいなくなり走り放題の雰囲気なんだけどESPも効き放題ぢゃ恐ろしくてESPモード変更する勇気湧かない。

 くわばらくわばら…

 峠を越えると空に青みが射してきた。山中湖からR413に乗り継ぐといきなり圧雪路に代わり氷点下10℃を超えた!。波静かな湖面を見ると気嵐たってるぢゃないか。K730でさらに標高を上げ山中湖を見下ろすパノラマ台に向かった。狭い駐車帯はすでに満タン!。フォトポイントには厳寒にもかかわらず立派な三脚が林立し、防寒着でミシュランのマスコット、ビバンダムのようにふくれ上がったカメラマンが臨戦体勢でその刻を待っている。背後になった富士を気にしながら走ると路肩から飛び出した冬毛フサフサのタヌキ君が道案内してくれた(笑)

C63AMG

C63AMG

C63AMG

 富士の景勝地めぐり、よく知られた観光道路のせいなのか早朝にもかかわらずクルマの多いのにびっくり。山中湖を半時計回りにK729K717で忍野村を抜け富士吉田へ。深いねむりから覚めたばかりの市街地、起き抜けのクルマは霜で真っ白、そして大量の白煙吐いてる。

C63AMG

C63AMG

C63AMG

 キャブレター時代の厳寒期、チョーク引いてガスを濃くしないと始動しなかったし、氷点下に冷え込むとエンジン掛かるかどうか冷や汗モノだった!。各種センサー情報を演算し電子制御されるイマドキのエンジン、高所でも平地と同じようにフケるし、その扱いやすさはまるで家電製品のようだね(笑)

 市街地からR137で河口湖へ。山中湖で氷点下10℃を下回る極寒を経験したあとだけに陽射したっぷりの湖畔、氷点下はあいかわらずだけど体感温度は早春(^^)。

C63AMG

C63AMG

 円安も手伝って訪日外国人がついに1,900万人を超えた。
 こりゃすごいことでっせ。生産労働人口減少に直面するニッポン。あくまで数字上の話ですが、GDPを23万人分増加させたことになる。東京だけぢゃなく観光地や地方の温泉地でも多くの訪日外国人を見掛けるようになった。富士の世界遺産効果も手伝ってか複数の外国人ツアー団体さんに遭遇。豊かになりつつある新興国、その台頭を肌で感じるね。

C63AMG

 もとい!、このままK21を走れば西湖だけどC63の鼻先を北に向けた。2010年に大石峠直下を貫く若彦トンネルが供用開始したK719、観光バスも余裕の幅員、シーズンになればにぎわうのかもしれないけど厳寒期の早朝、凍結の心配ない南斜面、ついスロットル踏む右足にチカラが入る。快速で若彦トンネルを抜けると一転、雪残る北斜面、これぢゃアクセルもブレーキもチカラが入らないぢゃないか(>_<)

 んなことあるかぁ!
 くわばらくわばら!

 気温はあいかわらず氷点下、R358共用区間を挟むK36、観光道路からうってかわり集落を繋ぐカントリーロード。一部狭窄区間あるけど厳しい自然と人の温もりとを感じる素朴な生活道路。観光道路もいいけどワインディングローダーには地方道が似合うし何故かほっとする。

C63AMG

C63AMG

C63AMG

 甲府盆地手前で左に折れ金川曽根広域農道へ乗り繋いだ。冬晴れにめぐまれ冠雪した秩父の山並み、八ヶ岳、そして南アルプスまでバッチリ見える♪。思わず路側帯にクルマを停め甲府盆地越しの絶景を愉しんだ。

 同じ道を走っても四季それぞれ違った顔で迎えてくれる。そんな素敵なシーンに出逢えるからワインディングローダーってヤメられないね。

 K409K414K404と繋ぎ本栖みち(R300)へ。前走車に邪魔されない走り放題、適度なアップダウンとショートターンにアドレナリン噴出(笑)。残念なのはスタッドレスの頼りないグリップ。アクセル開けるタイミング早いとフロント逃げちゃうこと。最近のハイパフォーマンスカー、タイヤメーカーと共同開発した専用スペシャルタイヤを履いてるコトも多い。いかにタイヤのファクターが大きいか実感するね。

C63AMG

 本栖みちは楽しいヒルクライム。そう言い切りたいのですが進む線形改良工事の影響で「楽しみ放題」にならないのが残念。シフトモードを戦闘モードにすることもなく中之倉トンネルに辿り着いてしまった。

C63AMG

 最近のBMW、Audi、Porscheならドライブモードの変更でシフトマッピングやシフトスピードは当然、エンジン制御マッピングやダンピングレートまでソレ用に制御してくれるのに、C63AMG、潔いのか拘りなのかシフトスピードとシフトマッピングしか変わらない。こちら「C63の魅力はM156の魔力」にも書きましたが、S+モード、ここぞってときにブリッパー効かせ電光石火のシフトダウン!。すんごく気持ちいいしリズム崩さずワインディングハイに浸れるけど、「バッバーン」と言う演出過剰のアフターファイアは、なんだかなぁ…。

 トンネル抜けると富士を仰ぐお立ち台(^^)

 うるさくブンブン廻り放題のオイルクーラーファンといっしょ、昂ったハートをクールダウン。富士五湖の観光軍団にまぎれ持参したチョコレートを友人と頬張り、寒晴れに映える富士を拝んだ。

C63AMG

C63AMG

 ふと外気温計に目をやると、はじめて氷点下を上回ってた。まだ時間も早いしK709で本栖湖を半時計回りに走ってみる。富士の見え隠れする気持ちよいレイクサイド。しか〜し、半分も行かないところで立派なゲートに行く手を遮られた(>_<)

 んもう〜!
 そうだった、冬季閉鎖を忘れてた…

 やむなくUターン。道路沿いにデッカい水溜まりが凍ったような広場があった。クルマを降り状態を確かめ、恐る恐るつるっつるのスケートリンクへ進入(笑)。ためしにESPを長押し完全オフ!。アクセル蹴るもトラクション掛からず駆動輪空転するだけ!。真央ちゃんのトリプルアクセルならぬアクセルターン(^^)。チョイとブレーキ踏むとABS介入しESP強制復帰!。やっぱり「最善か無か」のポリシーだった(笑)

C63AMG

 少しばかり遊んだ本栖湖をあとにR139K706で四番目の富士五湖、精進湖へ。その精進湖、水辺へ降りられるところがある。せっかくだからC63AMGを水辺に連れ出し富士を背負い記念撮影(^^)。しばし友人と湖畔を徘徊するも風が冷たく指先が凍りそう。

C63AMG

 厳寒期に訪ねた富士の景勝地めぐり、西湖が残りましたが友人も十分堪能したようなので、R358を北進し甲府南ICへ向かうことに。途中、右左口峠を思い出し古関町からK113に入路。山肌にしがみつくような集落を越え、さぁ、これからと気負ったところで…。あちゃぁ!、通行止めの立派なゲートが行く手を遮った(>_<)

 んもう〜!
 そうだ、冬季閉鎖を忘れてた…

 しょうがない…、Uターン。R358にもどり甲府盆地を目指す。途中、甲府盆地の絶景にほだされ広域農道を東進し一宮御坂ICから中央道の人になりました。その中央道でシロッコRと遭遇。Golf Rなら見掛けるけどシロッコRはめったに見ない。マッシブなお尻はグラマラス!。写真で見るよりセクシーで魅力的だね。

C63AMG

 期間限定、厳寒期の澄み切った寒晴れと一糸まとわぬ富士。今まで知らなかった世界を体験し興奮気味の友人、満足度高いドライブになったようです。

C63AMG

C63AMG

C63AMG

PS:睦月の大寒波襲来前にお出掛けしたのですが、多忙で投稿が遅れてしまいました。

■全行程(GPS):約395km/最高高度(GPS):約1,180m
■フォトギャラリーはこちらです。