2018年5月27日

Cruise能登・Day2

 夢から帰還!、寝ぼけ眼で窓を見ると低い雲が垂れ込め今にも降り出しそうぢゃないか!。ニュースによると爆睡中の輪島界隈、雷鳴って大雨だったらしい。観光ぢゃないので名物「朝市」にも寄らず小雨模様の輪島を後にした。

C63AMG

 外気温計は11℃!、昨日は冷風だったエアコンも暖房にモードチェンジ。思わずシートヒーターに手が伸びるぢゃないか。三月上旬並みの陽気という予報はウソぢゃなかった。ときどきワイパーの動くR249、昨日に引き続き北東進。今ぢゃ誰もが知る景勝地として名を馳せる白米千枚田。時間の余った昨日寄ってしまったので今日は停まらずパス。その昔、私有地とはいえ相棒と乗り入れしツーショット撮れたのに、今ぢゃ叶わぬ夢物語ですね。

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 前回能登を訪ねたときは半時計回り。しかも時間の関係で半島の北東半分走ってない。珠洲方面訪ねるのはウン十年ぶりぢゃないか。名物、塩田(えんでん)をバックミラーに追いやり大谷の街まで北進すると、内陸に向きを変えるR249とお別れし、半島先端部海岸線を舐めるように往くK28に乗り換えた。

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 ワイパー動いたらと思ったらお天道さまが顔を出す。そんな目まぐるしい天気にくわえ、デカい白波立つほど風が強い。椿の断崖展望台までの区間、うん十年の歳月が流れ断片的で曖昧な記憶を紐解くと絶景路風味だったハズ。んなワケで勇んで乗り入れた。確かに白波迫る海岸線はダイナミックだけど…、こんなふうだったかなぁ?。こんなもんだっけ?、椿の断崖展望台へ向かう終盤、ブラインドの右ターンを回ると「おおぅ!」、記憶は間違ってなかった!。錆び付いた引き出しの記憶は絶景路がずいぶん続くのですが、どうやら勝手に脳が美化しちゃったようです(^^)


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 その後の同道は、集落を繋ぐカントリーロードの風情で拍子抜け。拍子抜けついで、「ランプの宿」寄るのを忘れ小泊まで走ってしまった。そうそう、小泊から県道の少し内陸を往き珠洲をパスできる広域農道(たぶん、珠洲東部地区農免道路)もありますが、海岸線と旧市街にこだわり県道のまま珠洲の街へむかった。

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 珠洲市内からK52に乗り換え枝道のように細い市町村道を折れ岩坂ダム方面へ向かった。と、いつのまに車道外側線付き快走路風味に変わった。どこから珠洲広域農道なのかわかりませんが、この風情は広域農道にまちがいない。う〜む、それにしても案内標識はどうした!。「珠洲広域農道」、チョッと要説明。Wikiによると、『石川県珠洲市にある宝立山の山腹を通り、間接的に石川県道6号宇出津町野線に接続する農道であったが、管理移管によりその一部が珠洲市道に組み込まれ、同市若山町延武から鳳珠郡能登町柳田久田までの「旧珠洲広域農道(珠洲市道726号線)」ならび前述の延武地区以東の「珠洲広域農道」に分離される形となった』と、解説されています。セミロングターンとミドルターンで繋ぐ里山ハイウエイが20km以上続き、最後は知らぬ間にK288と源氏を変えてた。わからん。

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 次のミッションは広域農道能登内浦地区です。県道から脇道に入りK57(珠洲道路)をアンダーパスしてK6に繋ぎ、「やなぎだ植物公園」にむかった。同広域農道も同じ穴の狢。起点がわからない。はしょって言うなら珠洲道路から海岸線を走らず九十九湾方面に抜けられる快走路といったところでしょうか。先ほどコンプリートした珠洲広域農道はセミロングターン主体の里山ハイウエイですが、こちらはストレート主体で里山という感じが薄い。ワインディングローダー視点で採点させていただくなら、つまらない!。

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 ドン突いた市町村道を海岸線に向かうとリアス式海岸で日本百景にも選ばれる九十九湾。さらに南に進むとイカで有名な小木漁港。イカが解禁になる6月上旬には、大和碓を中心とした日本海沖の漁場を目指し船団が小木港や姫港から出港する。おどろいたのは船のデカさ。100トンを超すイカ釣り船なんて見たことない。

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 海岸線を往くK35R249と繋ぎましたが、同じ日本海なのに波静かで拍子抜け。能登半島が大きな風よけになってるのかもしれない。

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 R249は鵜川で内陸に向かい標高145mの曽山峠を越え穴水へ。穴水からは七尾北浦と、のと七尾線に沿いながら南進しK256にお乗り換え。「ツインブリッジのと」で能登島に入島し本日最後のミッション、能登島広域農道に乗り入れた。同広域農道も高低差少なくターン密度も低めワインディング親爺的には消化不良が続くこととなった。

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 七尾南湾と七尾西湾を望める能登島大橋、対岸が和倉温泉と言うのも手伝ってか予想を上回る交通量にびっくり!。七尾からR160で富山湾に出るつもりがどこで間違ったか能越自動車道に乗ってしまった。急遽、能越県境PAで作戦会議開催。宿泊地は富山、まだ時間も早い。でもって、氷見から雨晴(あまはらし)海岸をまわり宿泊地に向かうことにした。氷見の寒ブリも魅力的だけど季節が違う。富山湾に浮かぶ立山連峰望める雨晴海岸なら今でしょ!。どん曇りぢゃ立山連峰見えやしないけど、明日は雨晴(^^)

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 若気の至り。鱒寿司食すを理由に零泊二日の強行軍で毎年のように訪ねた富山。今日はその鱒寿司土産に宿の人になりました。

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■全行程(GPS):約310km/最高高度(GPS):約395m
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