2018年5月31日

Cruise能登・Day3

 思いがけず立ち寄った雨晴(あまはらし)、その願いが叶い残雪たっぷりの立山連峰が朝の斜光に輝いてるぢゃないか。急遽予定が入ったため朝飯をキャンセルするという暴挙で、早朝からR41の人になりました。

C63AMG

 さむっ、外気温計は10℃!。えっえ〜、昨日よりさらに寒いぢゃないか。ときどきワイパー動くのは輪島で迎えた朝と変わらないけど、予報ぢゃ爽やかなお出かけ日和になると言う。越中東街道と愛称のつくR41、市街地を過ぎ神通川と高山本線に沿うようになると、しっとり濡れた新緑が染みるようでココチ良い。前を往くインプレッサ、ターン先まで見通せるセミロングターンまでは快調なペースだったのに、山深くなるにつれターンも深くなりいきなり遅くなるってどうゆうこと。

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 神岡でR471に乗り換え北アルプスのたもとへ向かう。隣を流れるのは同じ高原川だけど、沿道の景色とターン深度が変わり、ワインディング親爺的には好きな道かもしれません。予定では新穂高ロープウエイで標高2,000mを超える別世界を堪能するつもりでしたが、時間の関係でこっちもキャンセル。道すがらの安房峠を越えるのがファーストミッション。ところが、どのへんだっただろう、同国道走行中見かけた電光情報版に燦然と、「安房峠冬季通行止」が輝いてるぢゃないか!

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 んもう〜!
 んなことあるかぁ(>_<)

 帰ってググったら5月25日まで冬季閉鎖でした。新道の安房峠道路供用開始するまで、高山と松本を繋ぐメイン道路だった。それゆえゴールデンウィークには冬季閉鎖解除してたのに旧道落ちするとこんなもんでしょう(>_<)、そういえば、いつだったかゴールデンウィーク明けに走った時も同じ道路情報板で冬季閉鎖を告知され安房峠攻略できなかったのを思い出した(>_<)

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 同国道は栃尾温泉で赤い塗色の宝橋をわたり進路を南に変え平湯を目指します。平湯温泉のバイパスというか新道に掘られた湯の郷トンネル抜けると、「ド〜ンと、乗鞍!」、その勇姿を目の当たりにした途端、ニューロン繋がった。

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 そうだ!、平湯峠逝ってみよう!
 1978年に平湯トンネルが供用開始するまで平湯峠(標高1684m)は安房峠(標高1790m)と並び、松本と高山を繋ぐR158の難所でした。今ぢゃマイカー規制された乗鞍スカイラインへのアプローチ道路に格下げ。平湯側のR158分岐から峠までがK485、峠から乗鞍スカイラインも含め高山側がK5と旧道落ちしています。整備された国道、県道、広域農道しか走ってなかったので、「うっ、こんな狭かったっけ!」、「うそう!」、そんな感嘆符混じりの言葉しか出てこないほどの狭路。その昔は毎年のように越えてた峠なのに慣れってコワいよねぇ。

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 気温6℃、たっぷりの日差しで数字ほど寒く感じない。峠に置かれた碑の前でフォトするローディーたち、その二人にお声がけ。聞けば名古屋から来たという。でもって、乗鞍スカイラインはクルマに邪魔されることなく絶景を愉しめるとのこと。そだねぇ、渋峠も絶景路だけど、彼らからすれば邪魔なクルマがひっきりなしだもんね。

 リスタート!
 降坂はK5、平湯トンネル開通する前からそうでしたが、登坂したK485に比べ幅員広く、覆いかぶさるような樹木も少なく走りやすい。しか〜し、たのしむ間もなく新道に合流。でもって、平湯トンネル、安房峠道路と繋ぎ松本平を目指すことに。梓湖途中の前川渡でまたしてもニューロン繋がった。そうだ!、上高地乗鞍スーパー林道があるぢゃないか。善は急げ!、K84に乗り換え短いリエゾンを蝶のように舞いながら、Aペダルを蹴飛ばした。

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 一ノ瀬園地へ向かう一本道はスーパー林道への取り付け道路。なぜか前にも後ろにもクルマたち。んなバカな!、そう彼らは園地で開催される「すもも祭り」にきたクルマたちだった。ふぅ、すもももいいけどスーパー林道はもっと良い!。園地の南端、乗鞍の絶景が途絶えると林道です。そこにはまたしても通行止の看板が立ちはだかってた。

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 んもう〜!
 んなことあるかぁ(>_<)

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 下調べもなく、ニューロンのなすまま訪ねた「上高地乗鞍スーパー林道・A区間」、神のご加護も授かれず走破はバブルのごとく弾け飛んでしまった。しょうがない…、魂を抜かれたワインディング親爺は帰巣本能と梓川の流れに身を委ね松本平を目指し松本ICから長野自動車道の人になりました。

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■全行程(GPS):約396km/最高高度(GPS):約1,690m
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