2018年6月3日

Cruise能登・EP零

 恒例化しつつあるゴールデンウィーク明けの京都訪問。今年もこの機会を逃さずCruise能登を実現できた。「ランチは京のおばんざい」その合言葉を実践するため、ごく早朝に東京料金所ゲートをくぐった。

C63AMG

 しまった!、あとの祭りだけど長距離高速走るんだから深夜割引適用される時間にゲートインすりゃよかった。首都圏で荷下ろしをするのだろう、下りはガラガラなのに上り車線は渋滞するんぢゃないかと思うほど大型トラックが行き交ってる。御殿場先で第二東名に乗り換え淡々と西進。全速度追従しない昔ながらのクルコン。速度リミッター効いた大型トラックが視界を塞ぐたびに手動追従を強いられかえって神経使う。豊田東JCTで伊勢湾岸自動車道へ繋ぎ、豊田JCTで東名高速に復帰した。

 東名と名神だけ慣習で「高速道路」の源氏がつく。ちなみに東名の正式名称は、第一東海自動車道と呼ばれます。京都方面逝くなら伊勢湾岸道が距離的にも早いのですが、そっち逝っちゃまずい。その東名や名神、第二東名供用する前から、交通量多いだけぢゃなく荒れた路面や強引なトラック、バスの車線変更が目立ち好きぢゃなかった。しか〜し、道路環境変わり交通量も減ったのだろう、それなりに路面の補修も行き届き、ずいぶん走りやすくなったように感じた。同じ理由で渋滞名所だった名古屋IC前後もスイスイで名神に繋げた。長良川に続いて揖斐川渡ると視界ひらけ、本日最初にして最後のミッションが近づいてくる。

C63AMG

C63AMG

C63AMG

 長かったリエゾンも関ヶ原ICで終了。
 R365に乗り換え伊吹山口信号を折れると伊吹山ドライブウエイは目と鼻の先(^^)

 伊吹山ドライブウエイは琵琶湖を見下ろす滋賀県最高峰標高1,377mを誇る伊吹山、その9合目までクルマで登れる有料の観光道路として1965年に営業開始しました。全長は約17km、終点は標高1,260mのスカイテラス駐車場。なお、運営は外国資本の日本自動車道株式会社が行なっています

C63AMG

 同ドライブウエイは全線黄色いセンターライン。前回走行時、視界を遮った二台の前走車はほどなく譲ってくれたのに、つぎに追いついた兵庫ナンバーのクラウンはがんとして譲ってくれず、途中でMovie止めた。そんな前例あるので前走車現れないことを祈り、通行料3,090円を上納しコースイン。

 染み付いてしまった高速リエゾンモードを拭い去るため相棒のAペダルを蹴飛ばした。少しづつリズムを掴みはじめたら軽のワンボックスに追いつき万事休すと思った!、ところが次のブラインドターンを終えると現れた退避帯に寄ってくれ、お礼の4ウエイシグナルをワンプッシュ。リズム崩されることなくヒルクライムに精出した。と、こんどは熊谷ナンバーのハイエースに追いつき悪い予感、そして予感的中!

 いつまで待っても譲ってくれないばかりかカメのように遅い(>_<)
 止むを得ず今回もMovie停止…

 んなワケで今回もヒルクライムのMovie撮れなかった。その上、山頂のスカイテラス駐車場近づくにつれ雲が迫り雄大な景色まで塞がれてしまった。

 関ヶ原ICからふたたび名神を西進し、合言葉どおり旨いランチに舌鼓を打ちまくった(^^)
午後はその脚で近場の市内観光、真夏のような日差しガンガン蒸し暑さマックス。すっかり体力奪われてしまった(>_<)

📂 話を変え、Cruise能登を振り帰る…

 羽咋付近でよく見かけた軽のダンプ。
 山道好物ゆえ軽トラたちの活躍するフィールド走り周ること多いけど、特装車に近い軽トラのダンプ仕様はめったに見ない。季節柄田植えシーズンと重なり、たくさんの軽トラ見かけましたが、羽咋付近だけで片手の指ぐらいの軽ダンプを見かけた。きっとダンプにこだわる理由があるんだろうね。

 圧倒的に少ない交通量。
 金沢付近や七尾付近を除くと視界を遮るクルマがいない。能登半島の最北東端を往くK28など、入路してから珠洲の市街地に入るまでほとんど視界を遮られることなかった。クルマはおろか人さえ見かけない。これぢゃ知らない国から密入国あってもわかんないと思う。

 立派な家並み。
 今でこそずいぶん減りましたが、東日本の農山間地ぢゃ当たり前に見かけたトタンの屋根や外壁。中部以西の農山間地ぢゃ滅多に見かけない。能登半島でも黒瓦に木肌の見える黒い外壁、そして立派な庭木や生垣。加賀百万石と言われるのは伊達ぢゃなかった。

 コンビニが少ない。
 普段のワインディング行動範囲でコンビニ見かけないことありえませんが、JR七尾線以北ぢゃコンビニすごく少なかった。地域に根付いた農業に漁業、コンビニ業界からすると魅力的なマーケットぢゃないらしい。それと、ご当地はセブン&アイのメガネに適わないのか、セブンが少ないのに驚いた。

 今回、意図的に広域農道づくしで訪ねた能登。走れば案内標識くらい設置されてるだろうと、だろう運転してましたがアマちゃんでした(笑)広域農道の標識あっても正式名称を記載した標識や案内板がほとんどない。そんなワケで広域農道の名称違っているかもしれません。その節は悪しからず。それと、ワインディング親爺的には広域農道だけぢゃ物足りなかった。確かに自分の好きなペースで走れる快走路ですが単調すぎて愉しみに欠ける。地形に沿った線形、たとえそれが厳しい線形でも自然と共存してるように思える昔ながらの峠道や山道。そんな狭路がワインディング親爺にはお似合いのようです。


■CruiseEP零全行程(GPS):約483km/最高高度(GPS):約1,253m
■Cruise能登全行程(GPS):約1,736km