都内にいると圏央道を積極利用する機会が少ない。昨年供用開始した境古河IC以東の見聞を兼ね桶川加納ICから圏央道の人になりました。関東平野どまんなかを周る環状線、田植えの終わった田んぼと麦秋広がる車窓がココチいいぢゃないか。しか〜し、一車線区間多い割に交通量多くアベレージ上がらない。つくばJCTで常磐道に乗り換え筑波嶺の玄関口、土浦北ICでゲートをくぐった。
爽やかな空気に包まれる早朝とちがい蒸し暑くエアコンが手放せない南中過ぎ、食後にふさわしいフルーツラインと名のつくK199に乗り換え北進。ほぼ一年ぶりの筑波嶺アプローチ、変わったことと言えば整備されたのか路面良くなったのとコンビニが増えたこと。朝日トンネル逝かずフルーツラインのまま表筑波スカイラインに向かった。ご存知のとおり土浦方面からワインディング最短のアプローチルートですが、段差大きく不快なハンプ施工区間でもある。金属疲労に悪そうなガツンと厳しいハンプをやり過ごし、少し進めば表筑波スカイラインの裏口にあたる朝日峠。昨年訪ねたときは工事中で石岡側フルーツラインには入路不可能な状態でした。
やっぱ、筑波はいいねぇ!
リズミカルなミドルターンを縫う感覚はZONEだね(^^♪
消化不良に終わった能登のワインディング、そんなこともあり圏央道のご利益以上にワインディング筑波嶺のご利益を授かったワインディング親爺がいた。
小脳にアセしたところで、いったん麓をまわり相棒の短い鼻先を不動峠に向けた。筑波嶺を水面に映しこんだ北条大池をバックミラーに追いやり、K138(石岡つくば線)狭小峠道に入路。平日なのに、ローディーやオフローダーたち見かけたので、慎重にヒルクライム。普通の人には険道でしょうが、ワインディング親爺的には整備された林道を走るようなもの。しか〜し、広域農道に慣らされてしまった脳のリハビリには結構ハードでした。路肩に堆積した枯葉が雨で流され、これぢゃ一車線路と同じぢゃないか!。それでも、不動峠を越え石岡側の麓までうっぷんを晴らすがごとく一気駆け。たどりついた麓では早苗きらめく田んぼがお出迎えしてくれました。
さぁ、次のミッションはワインディング親爺も認める険道42号線。
と、その前に調査ミッション遂行。それは朝日峠に繋がる石岡側フルーツラインの通行可否調査。朝日峠側には通行止の掲示はなかったけど数年前から通行止が続いてる。いったんK138にもどり南進、朝日トンネル手前を折れ入路。おっと、設置されてる道路情報板確認忘れたのはナイショです。でもって、しばらく進むと立派な通行止バリケード!。通行止めされてる区間に民家や施設などなかったハズ。朝日トンネル供用開始とともに道路としての利用価値がなくなったのでしょう。維持管理を考えると供用再開は難しいと思います。
もとい!
K42(笠間つくば線)、その一部は道祖神峠(どうろくしんとうげ)を含むフルーツラインを構成し、風返し峠の西側は整備された筑波山表玄関口と言えるでしょう。ところが、峠の東側は一転、クルマを拒むかのような狭隘路が待ち受けます。果樹園賑わう小幡地区を過ぎると現れる幅員減少、大型車通行止の掲示。看板どおり幅員狭まり傾斜が急になる。さらに進むとコンクリート路面に変わり激坂に姿を変えるのです。距離こそ短いですが険道の上をゆく狭隘路です。お時間ある方、ぜひお試しください(笑)
つつじケ丘駐車場で、しばしまったり。
warm reboot!
さぁ、朝日峠駐車場までひとっ走り萌えましょう(笑)、言葉とは裏腹に表筑波スカイラインを流しているとバックミラーに映るアクセラの存在が大きくなってきた。全線黄色のセンターライン、ジャマしちゃ申し訳ないので相棒のAペダルを蹴飛ばした。相棒のシューズ、前足はPS4、後ろ足はCSC5の混成部隊。リエゾンと市街地は快適に走れるけど、萌えるにはモノたりない。「風薫る伊豆ワインディング」でも書きましたが、PS4だと最後のひと踏ん張りが頼りなく情報量も曖昧。そうそう、隔世の感あるのがウエットグリップ。土砂降りは別にしても小雨程度だったらドライとさほど変わらぬパフォーマンスに驚くよね。小脳にアセしたところで朝日峠駐車場。そこには平日にも関わらず走り屋さんたちが停まってた。土日に休めない第三次産が従事者数筆頭のニッポン、考えてみりゃ当たり前のことなんだけど、ウィークエンド・ワインディングローダーには羨ましい。
その後は、風返し峠まで西進。湯袋観光道路のダウンヒルを愉しみ、渋滞避けるため早めに土浦北ICから常磐道の人になったのですが、首都高も渋滞知らずでスイスイ。う〜ん、もう少し筑波嶺娯しむべきだったかなぁ…
■全行程(GPS):未収録/最高高度(GPS):約532m
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