予報は曇りなのに降り出しそうな空模様。早朝の空いた関越を北進、藤岡JCTで上信越道に乗り継ぐとワイパーまで動き始め、松井田妙義IC過ぎると名物の霧までトッピングされちゃったぢゃないか。優れない天気に気温も11℃まで低下し落ち込むテンション、わずかな望みを託し八風山トンネル抜けた。
なっ、なんとゆうことでしょう!
トンネル抜けると、そこは青空ぢゃないか。
神のご加護を授かり雨雲をバックミラーの彼方に追いやった(^^)
この空模様ならチェリーパークライン!、標高2,000mを超える天上人になれるんぢゃないかとひらめいた!。ひらめいたのは良いけど、浅間山に掛かる雲から察すると無理っぽい。でもって、予定どうり上田菅平ICでゲートをくぐり千曲川を渡った。R143に乗り換え目指すは青木峠です。ワインディング親爺好み、昔ながらの線形を愉しめる峠道が残っています。また、同峠直下の明通トンネル、幅員狭く信号による交互通行の会吉トンネル。ともに明治時代に開通し現在も供用されてる言わばタイムトンネル的存在。北には長野道、南にはR254(三才山トンネル)が走り、由緒ある峠も存在価値が問われるさなか、県のバイパス化計画が発表された。もしかすると現ルートは風前の灯かもしれないね。幅員減少の標識とともに昔ながらの峠道のお出まし、思ったより路面良くないし二箇所で工事による交互通行ありました。それでも通行止にならないだけありがたいかな。
峠道がおわり快走路に変身したR143、塩沢地区で接続するK303に乗り換えると次のミッション、標高940mの風越峠です。それは地図どおり、ゆるめのミドルターン重ねる整備され走りやすい完全二車線路でした。青木峠コンプリートした後に走ったこともあり軽いデザートいただく気分でした。
ぶち当たったR403を西進、明科でR19に乗り換え南進。ふとナビに映し出された長野道を見て突然ニューロン繋がった。そうだ!、長峰山寄ろうぢゃないか!
長峰山、その山頂には休憩展望台とスカイスポーツ用ランチャーがあり、北アルプスを一望できる絶景ポイントです。慌ててR19をUターン、東栄町交差点からK302に繋ぎ林道長峰山線に乗り入れた。この季節の林道たち、のび放題の雑草が迫りブラインド先が確認しにくいし広くない幅員が一層狭く感じる。久しぶりに訪ねた長峰山、途中思わぬミスコースもありましたがヒルクライムを愉しんだあと、望外の北アルプスご対面と言うご褒美が用意されてました(^^)
高望みとわかってますが、できることならピストンしたくない。頂上駐車場でしばしナビとにらめっこ。南進するとナビ上では途切れてるけど雰囲気的にはK57に繋がってそうな感じ。んぢゃ、時間もないし逝ってみよう!。さっそくダウンヒル開始、雰囲気は林道長峰山線の延長ですね。途中、分岐もありましたが無事にK57にぶち当たり振り返ると、林道城山線と掲示された標識ありました(^^)
寄り道したおかげで、ギリ定刻の集合地チェックインになってしまった。
早朝の雨がウソのような梅雨の晴れ間、後ろ髪引かれながらチョットした缶詰タイムを過ごしたあと湯船に浸かり宴は始まった。明日に備え早寝するつもりで宴の人になったのですが、つい夜更かしの人に変身してしまったワインディング親爺でした。
■全行程(GPS):約298km/最高高度(GPS):約1042m