2019年11月16日

秋遅い筑波周辺路

 立冬すぎの冷え込んだ週末、久しぶりに筑波を走ろうと常磐道に繋ぎ、秋遅い筑波周辺のカントリーロードを駆け抜けてきた。

Alpine A110

 つくば研究学園に仮住まいする友人に呼ばれたのは午前中、秋の行楽渋滞ハマりたくないので、早朝の筑波をひとっ走りしてから向かうことにした。土浦北ICでゲートをくぐり、ルーティーンの珈琲を仕入れようとコンビニ寄ると9℃、ぶるっ、寒いぢゃないか!。フルーツラインに乗り換え朝日トンネル、K42、K150と繋ぎ相棒の軽い鼻先を湯袋観光道路に向けた。冷え込みとともに深まる秋、沿道の果樹園や民家の庭先ぢゃ、色濃くなった柿がたわわに稔ってた。

Alpine A110


 乗り入れた湯袋観光道路、台風19号の影響だろう小規模ながらの法面崩れたところにブールシート張ってあった。小枝や藻屑で荒れた路肩、路面には流れた土砂まで残り、たいへんよろしゅうございません。これぢゃAペダル蹴飛ばせないぢゃないか。

Alpine A110

 たどり着いた風返し峠をバックミラーに追いやり、心配な路面状況確認するつもりで表筑波スカイラインを南進。「せっ、せまいぢゃないか!」、ここを通るたび声を上げてしまう。リズミカルなミドルショートのターン連なるワインディングですが、幅員もエスケープゾーンも狭め。台風の影響心配な路面状況もかさなり、これまたもってAペダル蹴飛ばせない。注意箇所ありましたが概ねクリアなことを確認し朝日峠に相棒を寄せた。すかさず向きを変え、風返し峠までの復路、チョイとABペダルを踏み増した。リズムをつかみ始めた三つ目のハンプに差しかかかったころ、ご当地ナンバーのS660に追いついた。色づき始めた葉っぱを愉しむようなペースで走る彼でしたが、ペースが上がってきた。仕込まれたハンプも気にせず、どんどんペースアップ。「んなぁ!」、煽るどころのペースぢゃない!。離されちゃイケないとペダルを深く蹴飛ばすうち、彼は媼ヶ峰駐車場に吸い込まれていった。ふぅ、離されずに済んだけど、速かったなぁ。トリッキーなターンないとはいえ、昨日の晩飯覚えてない脳みそ、1年ぶりのターン覚えてるワケがない。風返し峠から観光ペースに復帰し、つつじケ丘駐車場へ。ぬるくなった珈琲すすり熱くなったワインディング魂をクールダウン。

Alpine A110

Alpine A110

Alpine A110

Alpine A110

 往路でUターンした朝日峠、北側にバリケードなかったのを思い出した。
 そうだ!、朝日峠の北側路を確認してみよう。その道は、フルーツラインに組み入れられているものの、朝日トンネル供用開始後、訪ねるたび通行止めだった。思い立ったが吉日、懲りもせず朝日峠に向かいフルーツラインの北側路に入線した。あちゃぁ、距離は短いもの台風の爪痕生々しく藻屑だらけ。それに、せっかくの二車線路も路肩とセンターラインにキャッツアイ埋め込まれ、制限厳しくGPSの軌跡残すだけでした。

Alpine A110

Alpine A110

Alpine A110

Alpine A110

 フルーツラインに復帰し北上。陽も高くなり、独り占めとはいきませんが、速いペースでK42に変わる小見をパス。さぁ、道祖神峠(どうろくじんとうげ)を駆けましょう。峠と言っても関東平野のすみっこ、標高はわずか315m。それでもターン密度濃くヤル気スイッチくすぐる。北進する登坂は路面良くなりましたが、笠間側にあたる降坂区の路面はイマイチなんだなぁ。気温はやっと二桁ですが、風もなく絵に描いたような小春日和、よろしゅうございます。フルーツライン最後は、笠間バイパスに繋ぎR50をパスしビーフラインに乗り換えた。

Alpine A110

Alpine A110

Alpine A110

 道祖神峠なかったら単に名前のついたカントリーロード風味のフルーツライン。それに引き替えビーフラインは、丘陵地を往き適度なアップダウンとミドルなターンで織りなす快走路の風情。ですが…、ゼブラゾーンやサイプを刻んだような路面が増え快適度下がりましたね。対向車線は交通量ありましたが北進はビーフ食べ放題でした(笑)

Alpine A110

 時間ありそうなので、ドン突いたR123から大桂大橋を渡河しグリーンふるさとラインに乗り入れた。ちなみに大宮町の「大」と桂村の「桂」をとって大桂大橋と名付けられたそうです。そうそう、ここからの区間、地図ではグリーンふるさとラインになってるけど、標識にはビーフラインと表記されてる。なんだかなぁ…。また、K29にドン突くまでの同ライン、バイパス的存在になるのか交通量多く、ワインディング親爺流儀ならリエゾンでしょうか。

Alpine A110

Alpine A110

 K33を分岐したグリーンふるさとライン、大門町からR349まで短い距離ですが分断されてる。すでに分断箇所を貫く十国トンネル開通してるようなので、分断解消も遠くないと思う。でもって、十国トンネルを迂回する十国峠公園経由でR349を目指すことにした。以前は路面の荒れてた上大門町付近も再舗装され、のどかな山間のカントリーロードになりました。それでも十国峠公園付近は変わらず荒れた路面でした。同公園過ぎると降坂区、ちっちゃな十字路曲がると幅員広がり、グリーンふるさとライン再起動するR349、河内小入口交差点に繋げます。

 え、えぇ〜!、
 河内小入口交差点先、まさかのバリケード通行止め(>_<)

 約束の時間も迫ってきたので、R349、K36と迂回し日立中央ICから常磐道の人となり、相棒の軽い鼻先をつくば研究学園に向けたワインディング親爺でした。

Alpine A110

Alpine A110

Alpine A110

Alpine A110

Alpine A110

Alpine A110

■全行程(GPS):約412km/最高高度(GPS):約534m
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