2019年2月23日

八ヶ岳高原にご挨拶

 ちょっとだけ暖かくなった週末、明日も好天続くでしょう。そんな天気予報に背中を押され、新しい相棒の挨拶を兼ね八ヶ岳方面へ脚を伸ばした。

Alpine A110

 毎週のように早起きしてると出かけるたび日の出が早くなり春近いのを感じる今日この頃、思い立ったが吉日はノープロブレムだけど気になるのは画面のちっちゃいスマホのナビ。でもって、逝き慣れた八ヶ岳方面をいつもの逆ルートで辿ることにした。いつになく流れの早い中央道、相棒の母国、オートルートぢゃないかと思うほど。韮崎ICでゲートをくぐり最寄りのコンビニでいつものルーティーン、熱い珈琲すすりルートを確認。

Alpine A110

 え〜と、今週はなぜか原稿に向き合う時間がなかった。今回は記憶を記録するというワインディング親爺の趣旨に沿い時短原稿で進めさせていただきます。

 しょっぱな、宮久保から乗り入れた茅ヶ丘広域農道、朝日に映える甲斐駒とツーショットねらった企みもお天道さんはにかんで光が足りない。氷点下5℃に北風ピューピュー、たまらず相棒のぬくい懐に逃げ込んぢゃった。明野って標高ある割に夏はめっちゃ暑くて冬は半端なく寒い。でも、天候に恵まれると、富士、南アルプス、八ヶ岳と眺望優れ逝きたくなるんだなぁ。


Alpine A110

Alpine A110

Alpine A110

 ドン突いたK23に乗り換え塩川ダムに向かった。同道は塩川に沿う集落を繋ぐカントリーロード、薪ストーブと思われる煙の立ち登る光景みられるだけでも訪ねるに値するなぁ。

Alpine A110

 この季節ならK610に乗り継ぎ信州峠に向かうのですが、韮崎の珈琲ブレークで確認したら林道本谷釜瀬線、冬季閉鎖されてなかった。でもって、相棒の軽い鼻先を林道起点になる増富ラジウム鉱泉へ向けた。ひなびた温泉街の場末に林道走行注意の掲示板ありますが起点はもう少し先です。乗り入れると路肩に雪残りますが基本ドライ路面。それでも山まわりしたターン先で悪魔が手ぐすね引いてる可能性もあり、路面を確認しながら慎重に進んだ。完全氷結してる滝を見ながら走るなんて春遠いぢゃないか。本谷川に沿いながら進み冬季閉鎖されてる林道観音峠大野山線分岐をバックミラーに追いやると、クリスタルラインを構成する林道群の一部になります。渓流を離れると少しだけ峠道らしくなり瑞牆山荘へ向かいます。

Alpine A110

Alpine A110

Alpine A110

Alpine A110

 K610にドン突き次のご挨拶、信州峠に向かいます。県境になる峠、山梨側はまだしも眠る高原レタス畑広がる長野側は標高差少なく峠を越えた達成感まったくありません。それだけ川上村の標高が高いという証ですね。

Alpine A110

Alpine A110

Alpine A110

Alpine A110

 次のご挨拶はワインディングと関係ありませんが佇まいの素敵な八ヶ岳高原ヒュッテ(旧尾張徳川邸)。アプローチのカラマツ並木も雰囲気よく、八ヶ岳見えるとつい逝きたくなってしまう。ふるさと農道、R141、別荘地取り付け道路と繋ぎヒュッテに再会。ゲッ、修復中なのか足場が組まれチョッと痛々しい。帰ってググったら2019年7月まで耐震および内装工事中とのこと。ちなみに標高1,500m越える威力はさすが、久しぶりに氷点下二桁を体験しました。

Alpine A110

Alpine A110

Alpine A110

Alpine A110

 でもって、山梨の木にもご挨拶(^^)

Alpine A110

Alpine A110

Alpine A110

 せっかくの快晴を無駄にしちゃいけないと近くの平沢峠にも寄り道。同峠は分水嶺にもなっていて、雨水は日本海と太平洋に分かれます。雪化粧した八ヶ岳の勇姿を新しい相棒と共有(^^)

Alpine A110

 北へ上がるか南へ下がるか思案し八ヶ岳高原ラインを西進することにした。でもって、清里をバイパスするK615から同ラインに入線、ちなみに有料道路時代は八ヶ岳横断道路と呼ばれてた。また、K615区間はコスモス街道と呼ばれるようです。あまり路面良くありませんがミドルターン主体のワインディング、東沢大橋、まきば公園と観光地を快調にバックミラーに追いやり調子乗っちゃって往くと、天女山入口信号でまさかの通行止!

 んもう〜!
 んなことあるかぁ(>_<)

Alpine A110

Alpine A110

Alpine A110

 帰ってググったら2018年10月15日から台風の影響で通行止めだそうです。冬季閉鎖しないワインディングなので安心してたら災害通行止めでした。転げ落ちるようなハイスピード・ダウンヒルで迂回し甲斐大泉から大泉ラインに乗り換え西進あるのみ。うん十年ぶりに走った同ライン、昔と変わらぬ趣でワインディング親爺をお迎えしてくれました。

 K609を経由し八ヶ岳高原ライン(K11)に復帰。八ヶ岳鉢巻道路(K484)に乗り継ぎ快調に西進していたのですが、原村先で冬季閉鎖ゲートに遭遇しシャットダウン!

Alpine A110

 八ヶ岳エコーラインを東進し帰途に向かうことにした。その道すがら、陽射したっぷりの順光に映える八ヶ岳、逆光で幽霊のような南アルプスを愛でながら小淵沢ICから中央道の人になりました。

Alpine A110

Alpine A110

Alpine A110

Alpine A110

 勝手知ったるところを走ってたつもりだったのに結構ナビに頼ってるのがよ〜くわかりました。スマホナビ、県道までならコントラスト高く実用に耐えるのわかりましたが、林道や広域農道など地元の人しか利用しなさそうな道は白く細い線で描かれ縮尺率上げないとヤバいレベル。拡大すると全体像がわかりにくく初体験の林道や広域農道への乗り入れなど実用になるのか心許ないなぁ。

Alpine A110

Alpine A110

 そうそう、帰りの中央道八王子付近でブルーアルピーヌ塗色のPUREモデルに遭遇!、この記憶も記録しときましょ(^^)

■全行程(GPS):約494km/最高高度(GPS):約1,626m
■フォトギャラリーはこちらです。