2019年3月30日

まったり水郷

 予定どおり開花宣言発表された東京、その週末は絵に描いたように見事な花冷え。楽しみにしていたみなさんのお花見に水を差したようです。弾けんばかりに膨らんだ染井吉野の蕾が気になるなか、利根川下流域の水郷でまったりしそこなってきた。

Alpine A110

 いつもならリエゾン区間ですするモーニング珈琲、今日は距離を見誤ったようで東関道大栄PAに大幅早着。でもって、赤みの差し始めた東の空ながめながら珈琲愉しんでた。

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 まてよ!、ここでまったりしてどうする。まだ暗いPAをあとに大栄ICでゲートをくぐった。同じ時間潰しするなら遠回りしようぢゃないかと東総有料道路に乗り入れた。んっ、どこまで逝っても料金所なくドン突いた…。帰って調べたら、2018年4月無料開放されK70の一部に組み入れられたという。花冷えなんて甘いもんぢゃなく氷点下、見渡す限り霜まるけぢゃないか。真っ白になった沿道をバックミラーに追いやりK56に乗り換えた。

Alpine A110

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 同県道、うねるように広がる畑作地帯を往くカントリーロード、北総の丘陵地帯走ってる実感わきます。畑が見えなくなり民家が増えてくると佐原の市街地。北総の小江戸と称される佐原、訪ねるのは「海が見たくなった」以来3年半ぶり。倉敷の美観地区もそうですが、運河のある水辺の街ってそそられますよね。まったりしたいのはやまやまだけど、証拠写真だけ撮っとかないとね。そうそう、佐原といえばうなぎも旨いんだなぁ。

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 うなぎぢゃ朝飯にならないので、R356K44神栖外環道と繋ぎ、ウインド・パワーかみすのデカい発電風車たちと相棒のツーショットを済ませた。

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 つぎのまったりポイントは霞ヶ浦を構成する北浦。霞ヶ浦と言うと、観光帆曳き船が行き交ういちばんデカい西浦を連想しますが、その西浦、北浦、外浪逆浦の三つの湖沼で霞ヶ浦は構成されます。西浦東岸道は2015年の「春薫る潮風とC63AMG」にて報告済み。今日は足跡のない北浦東岸道を往くことにした。

 んもう〜!
 快晴なのに季節はずれの筑波おろしがキツくまったりできやしない。
 西浦にも寄り道したかったけど、寒風に負け北浦撤収!

Alpine A110

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 そうそう、まったりできそうもないもうひとつの理由があった。北浦湖岸道、ところどころ路面にデカい矢印描かれヤバそうな雰囲気。路側帯でテント設営中の人に聞いたら「茨城100kウルトラマラソン in 鹿行(ROKKO)」のルートだって!

 んもう〜!
 んなことあるかぁ(>_<)

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 マラソンコースになると言う湖岸道を離脱した北浦大橋以北、あてもなくK18を北進、R354で鹿行大橋を渡り変化の少ないカントリーロードを逝った。数の少ない河津桜は終わり染井吉野には早く、残り椿のアクセントが目につく程度。広がる水田といえば田おこし始まったばかりで水張ってない。そのうえ荒れてザラついた路面もよろしゅうございません。でもって、K50、K8、K360と繋ぎ茨城空港に寄ってみた。ターミナルビル傍にある公園、いまでも現役してるF4ファントムが展示されてた。F4ファントムといえば、ベトナム戦争で活躍し、5,000機以上生産されたマクダネルの誉れ高い傑作機。先週、房総で後追いした旧車たち、半世紀すぎたS54やSR311が公道走ってるだけでも驚くのに初飛行から60年以上経っても現役って、どうなんだろう。

Alpine A110

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 茨城空港に寄ったのにはワケがある。それは茨城空港北信号で接続するメロンロード。美味しそうな源氏、正式名称は涸沼南広域農道です。同広域農道、分断されてる箇所も多く一部県道を重用し東端は大洗に近いR51、んなワケで西側1/3程度を走ります。走行する西側区間、小美玉市や石岡市街地も近く、思ったとおりGPSの軌跡を残すだけでした。

Alpine A110

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 野暮用あってお昼すぎには帰りたい。R6をパスし、短く県道を繋ぎ石岡小美玉SICに向かったのですが取り付け道路がわかりにくかった。

 スタッドレス脱ぎOEタイヤに履き替え800km弱、忘れないうちに印象を書いておきましょう。ひとことで言うなら外乱の影響受けやすい。石岡小美玉SICから常磐道の人になりましたが、吹き流しが真横になるほどの筑波おろし。軽量が仇になるのか横風や大型トラック抜いたり抜かれたりした時に受ける風圧、そして轍や細かいアンギュレーションの影響受けやすくデリケートな印象。そしてOEタイヤでもフラット感足りずロングドライブするにはチョッと神経質でまったりできなさそう。目線揺らがず矢のように直進するおフランス流儀足りないかなぁ。

Alpine A110

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■全行程(GPS):約312km/最高高度(GPS):約123m
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